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Preview - 2009 Week2 Indianapolis@Miami
まず怪我人状況。

OUT

WR Anthony Gonzalez
FS Bob Sanders
TE Tom Santi

QUESTIONABLE
CB Jerraud Powers
TE Gijon Robinson
OG Jamie Richard
OT Charlie Johnson
SS Jamie Silva

Questionableの中で、Jerraud Powers, Gijon Robinson, Jamie Richardの3人は怪我の発表後は練習をこなせていません。ということでどちらかというとやばそう。Charlie JohnsonとJamie Silvaは練習のこなしかたから見ると出場できそうです。

一方マイアミ。

QUESTIONABLE
LB Akin Ayodale

短くていいなあ。Ayodaleは怪我の発表後も木金と練習してます。土曜は休みましたがこれは大事を取った可能性が高く、多分出てくるでしょう。

INDオフェンス対MIAディフェンス。
DT Jason Fergusonを筆頭に重量級の3人がDLに並び、Jason TaylorとJoey Porterという二人のパスラッシュ型OLBを持ちます。開幕のJAXに比べて3-4にあったパーソネルを持っているといえるでしょう。
DLの強さはかなりのもので、ATLの強力なランアタックを平均2.5yで抑えています。INDの3WR相手には守備が広がるでしょうからまんま同じと言うわけではないですが、基本的にはランアタックには苦労すると見ておいてよいでしょう。活路はオープンなど外を回してのランアタックになるでしょうか。外からラッシュしてくるJason TaylorとJoey Porterをうまくすれ違わせれば、いいゲインが望めるかと思います。
パスラッシュのブリッツパターンも結構豊富です。基本はJason TaylorとJoey Porterのどちらか一方が突っ込んでくる形ですが、ラッシュの人数を結構変えながら激しいブリッツを見せます。また、Phillip Merlingがブルラッシュとスイムを駆使したラッシュを持っています。要注意はこの3人でしょう。特にCharlie Johnson、Mike Pollakに二人のOLBをぶつけられた時、スピードに対応できるかが鍵になるでしょう。
CBのWill AllenとSean Smithも悪くありません。新人のSean Smithはどんなものかと思ってみてみましたが、ディープパターンのパスカットを1回、インパターンのパスカットを1回見せており、それなりに動けるように見えました。それでもクイックネス抜群というわけではなさそうですし、カットを切った瞬間にきちんと投げられれば通せるでしょう。ダブルカバーがなければReggie Wayneとのホットラインはつながると思います。
あとはATL戦でTony Gonzalezが活躍したように、TEでショートからミドルを狙っていくのは効果的と思います。Dallas Clarkを活かしていってほしいところです。特にGibril WilsonがWayneのダブルカバーに行った場合はここが最重要になります。
総じて見て、隙が少ない良いディフェンスを持っていると思います。TE Dallas Clarkを活かし、ショートからミドルをテンポよく通していくのがベストでしょう。

MIAオフェンス対INDディフェンス。
ATL戦ではAnthony Fasanoの2ファンブルとJake Longの不調でさっぱりでしたが、油断はできない相手だと思います。Chad Penningtonは辛抱強く短いパスでドライブをつないでいけるQBですし、ワイルドキャットのような特殊なオフェンスも持っています。とはいえ、ベースのオフェンスとしてはビッグプレイ能力に欠け、決め手に欠ける面があるのも確かでしょう。個人的にはPat Whiteの指名はやりすぎだと思ってます。
Chad Penningtonは落ち着いたクオーターバッキングをしますしパスも正確ですが、レシーバー陣に超一流クラスはいません。Ted Ginnは動きはいいものの、まだタイミングあわせやキャッチ力に課題があるように見えますし、Greg Camarilloもマークが薄くならなければ活きないタイプと思います。それでも、Penningtonに余裕を与えた場合はさくさく隙間に通されることでしょう。ディープはないですし、エグゼキューションもそれほど安定しているようには見えませんから、それでも手数をかけさせれば大怪我はしないかもしれませんが、できればPenningtonに余裕を与えたくないところです。
John AbrahamがJake Longに完勝したATL戦のように、Jake Long相手にDwight Freeneyが勝てば話は一気に楽になるのですが、LongのATL戦の出来がたまたまなのか本格的に不調なのかはなんとも言えません。あとはパスシチュエーションであれば、Vernon Carey対Robert Mathisのマッチアップは優位でしょう。
RBのRonnie Brownは耐久性に疑問符こそつくものの、バランスの取れたいいバックです。ただOL真ん中はそれほど強力には見えません。今週復帰のEd JohnsonとAntonio Johnsonのコンビで真ん中をしっかりと支えて欲しいです。Edがプレシーズンから好調を維持していて、AntonioがJAX戦の出来ならいけると思います。
MIAのオフェンスで一番怖いのは、INDディフェンスのリアクションの速さの裏をつかれたカウンターやリバースのようなプレイです。そういうのをもらわないよう、きっちりとバックサイドが落ち着いて守った上で止めていけるといいのですが。
by captain_harbaugh | 2009-09-20 20:23 | Preview
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