感想 - 2009 Week8 San Francisco@Indianapolis
マンデーナイトを見つつ、ワールドシリーズを見る。いい感じの休日。



18-14でAddaiのパスというトリックプレイでTDを上げるのがやっと、というスコアを見たときはどんなものかと思いましたが、SFがうまく守ってましたね。兄者の精度が足りなかったのも確かですが、オフェンスシステム的にもいくつか反省点が見えたかと。

オフェンス。
まず、SFがさまざまな体型を使い、Manningにカバーを読ませなかったのが特筆すべきところでしょうか。特に3rdダウンでショットガンになったときは、DL陣が全員2ポイントスタンス(スタンディング)で構えて、固定の位置にセットせずに小刻みに動いており、誰がラッシュしてくるかを読ませませんでした。そこからカバーに下がってうまくショートパスを封殺されたプレイなんかがありました。他にも二人だけ3ポイントでセットするとか、正面は二人+大外に一人3ポイントでセットとか、様々な工夫を見せてきました。そういうときはランで行きたいとこなんですが、ショットガンだったせいかそのようにプレイを変えることもありませんでした。うまくやられた、というのとショットガンの不自由さを感じたところです。
兄者は守備の読みが機能しなかったこともあり、全体的に不調。ディープについてはかなり正確さが要求されるパスばかりで、通せなくても仕方ない部分はあったかと思いますが、Reggie Wayneへのヒッチパスとかまで合わずに不正確なパスが散見されました。カバーを読みきれずに近いところのオープンを見逃したプレイもいくつかありました。むしろ素直にブリッツに来てくれた時の方が通せていたかな。
ランについては、Jeff SaturdayがNTのAubrayo Franklinにやられ気味だったこともあり苦戦しました。Saturdayは3-4NTの処理は苦手な方ですが、予想以上にやられていた印象です。あとMike Pollakも、ランブロック・パスプロ共に苦戦気味でした。例によってKyle DeVanと併用されていましたが、この試合はDeVanの勝ちw。そんな中頑張っていたのはRyan Diemで、右ストレッチは何回か好ゲインに結びついていました。
様々なラッシュ/カバーパターンを使う相手に振り回されるのと、NTへの苦戦という3-4を苦手とする図式にはまってしまった感じですね。とりあえず、これを今後繰り返さないようにしてもらえるといいのですが。ショットガンの使いすぎ辺りは見直すことになるかもしれません。あとはなんだかんだでターンオーバーがなかったのはよかった点でしょう。

ディフェンス。
こちらは大筋よかったですね。この試合もラッシュよりはランストップを意識したプレイをしており、DEは内に絞り気味でしたし、いつもよりKeyunta DawsonとRaheem Brockの出場時間が増えていたと思います。Frank Goreに一発を食らいましたが、このプレイはDaniel Muirは押しこまれたものの10yでは止められたはずで、Bob Sanders(ブロッカーに巻き込まれて届かず)とAntoine Bethea(カットを切られて正面を空けてしまった)のパスートがまずかったように見えました。とはいえそれ以外はきっちりと中央を抑え続けましたし、ランに対しては概ねうまく守ったと思います。
むしろ内に絞りすぎた分、パスラッシュがかからずにちょっと苦労しました。Iフォーメーションに対してランを重点的に守った分、パスに来られるとプレッシャーをかけきれずに通されました。蟹木ことMichael Crabtreeはやはりいいレシーバーに思えましたし(ファンブルや3rdダウンでのダウン更新手前でのカムバックなど、ルーキーっぽいミスもありましたが)、Vernon Davisは厄介ですね。むしろIsaac Bruceが落球が多くてちょっと足を引張り気味だったかも。
前半終了間際に1分でTDドライブされてしまったのは反省点でしょうか。この辺はカバー2気味に守っていましたが、ラッシュがかかりきらずにシームに通されて崩されました。
まあでも全ドライブの半分は3アンドアウト、パントに追い込むこと9/13, ターンオーバーも2回奪ってますし、この試合を取れたのはディフェンスのおかげというのは間違いないでしょう。
あと、途中でTyjuan Haglerが怪我したのかPhillip Wheelerが出てきてましたが、動きはよかったように見えました。今後使われる機会が増えるかもしれません。

スペシャルチーム。
Pat McAfeeはロング60y、平均46.3(ネット41.0)となかなかの出来で、フィールドポジションバトルに貢献しました。もっとも相手のP Andy Leeも平均50y行ってるので、勝てていたわけではないのですが(爆)。
K Matt Stoverは4回のFGをすべて決めました。が、4回中3回は左右に結構ずれていて、ちょっと怖いキックでした。

まあ、こういう試合もありますし、オフェンス不調でもきっちり勝ったのは大きいでしょう。とりあえずここまでの相手で一番守備戦術的に苦戦させられたのは間違いないので、オフェンスには引き出しを増やしてくれることを期待します。
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by captain_harbaugh | 2009-11-03 15:46 | Game Summary
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