感想 - 2009 Week9 Houston@Indianapolis
Stanford、APTop25入り&ボウルゲーム出場ほぼ確定。めでたい。




地区内対戦の勝負どころといえる試合は、すっきりしない試合ではあったものの、20-17での勝利となりました。

オフェンス。
ゲームプランとして、完全にLBのゾーンを狙い撃つ作戦に出ました。実際TE Dallas ClarkはLB Brian CushingにもLB DeMeco Ryansにも大抵勝っていましたから、攻めどころとしては悪くなかったと思います。ただRB Joseph Addaiは結構Brian Cushingのカバーに手こずりました。そのAddaiもDeMeco Ryans相手には優位に立っていたので、パッシングゲームでは
Clark > Cushing > Addai > Ryans
の力関係でした。Cushingはパスラッシュからカバーまであらゆるところに顔を出していて、非常に目立ちましたね。結構3rdダウンでAddaiをセーフティバルブに使おうとして、Cushingにカバーされていてストール、ということが多かったと思います。その辺は7点を取りきれないことが多かったのに影響したかと。また、HOUのDB陣のヒットがかなり激しく落球を誘われることがあったのと、RACを出せなかった辺りが決めきれないオフェンスにつながりました。
OLではKyle DeVanが先発し、試合を通してRGに入り続けました。が、正直出来はイマイチ。結構アオテンを食らったり、地面につぶれてたりで、反則で取り消しになったもののCushingを逃したり、ブルラッシュに押し込まれてスペースをなくされたり、とパスプロで苦戦してたように見えました。ランブロックでもちょっと押し込まれるプレイもありました。あとはLT Charlie Johnsonがちょっとやられてたでしょうか。Mario WilliamsとAntonio Smithに一個ずつサックを献上しています。
まあでもなんだかんだで前半は押しまくってたわけで、前半終了間際のINTがなければ前半で試合を決めていたかと思います。このプレイ、兄者はフィールド左側だけを見ています。一方で右側ではWR Austin Collieがスロットからスラント気味に走り、それをカバーする形でそちらのSであるBrian Pollardが中に寄りました。Pollardは中に寄る動きの中でじっくりと兄者を見続けることができて、フィールド左側しか見てないことからパスの方向・タイミングを読まれて飛び込まれました。兄者的にPollardは見えておらず、カバーを読みそこなった形のINTかと。最近あんまりこういうLB/Sの位置を読み違えたINTはなかったんですけどね。最後のシリーズでも2分つぶせば試合を決められるところをサック&ファンブル食らって(リカバーしたRyan Diemには感謝)、3アンドアウトに終わる等、ゲームの流れをコントロールする意味ではよくない出来だったと思います。
あと、Reggie WayneのトリックプレイからのINTは、、、ちょっと先週で味占めすぎでしょうかw。
この試合パス(+サック、スクランブル)54回に対し、RB Joseph AddaiとRB Chad Simpsonのランが16回と8割近くパスで行ったわけですが、そこまで偏るほどランニングゲームは悪く無かったと思いました。Joseph Addaiは結構ディフェンダーを外していたと思いますし、RT Ryan Diemは何度かいいブロックを見せていたと思います。プランは理解できるものの、もうちょっとこうバランスアタックを指向してくれないものかなあ。

ディフェンス。
想定くらいには守ってくれたと思います。特に序盤はQB Matt Schaubがオープンを探しきれない状態でサックを奪ったり、そこからの無理投げをきっちりINTしました。
Schaubも途中からは冷静さを取り戻したのか、TE Joel DreessenやWR Jacoby Jonesを使われるようになり、パスが通るようになりました。マークがある程度散ればWR Andre Johnsonには当然通ります。でもまあ、想定として20点台は覚悟してただけに、十分な守備は見せたかと。
前半終了間際は、2ミニッツを挟んだおかげで冷静にリプレイを見た上でRB Ryan Moatsのファンブルについてチャレンジし、ドライブを止める事ができたというツキもありました(2ミニッツ前にもファンブルフォースしたS Antoine Betheaがサイドラインに赤旗投げるようアピールしてましたが、反応はしてませんでした)。
残念なのは、前半をちょっと嫌な終わり方をしたあと後半最初のドライブでロングドライブを決められたことです。このドライブはそこまであまり使われてなかったWR Kevin Walterを使われてあまり切る機会がなかったのですが、3rdアンド7でSchaubがスクランブルに出ざるを得ないプレイがありました。このときブロッカーは一枚なのに対して、LB Gary BrackettとLB Clint Sessionが対峙。ブロッカーはBrackettに向かったのでSessionはフリーになったのですが、パスート時に突っ込みすぎてSchaubに逆をつかれて19yのビッグゲインになりました。特段Schaubのカットが鋭かったわけでもないですし、もうちょっと落ち着いて対処できなかったかな、と。
あとはCB Jacob Laceyが二度ほど一対一で奥を取られました(最初のはパスが長すぎて失敗)。この奥を取られた後、ちょっとゾーン比率が増え、シームを狙われ続けたように見えました。かなりの頻度でしっかりシームに通されてはいましたが、同時に2個ほどINTのチャンスがあったのでターンオーバーを奪いたかったところです。特にCB Tim Jenningsが完全にレシーバーの前に入ってパスをカットしたプレイはキャッチして欲しかったところです。
とまあそんな形で3Qにはやられましたが、その後は抑えきりました。BrackettのブリッツでSchaubの腕をはたき、SessionのINTに結びつけたのは大きなプレイです。最後のFGが決まらなかったのは幸運ではありますが、2ミニッツでタイムアウトなし、3点取られても同点どまりという状況ですから、フィールド中央で10y内のパスを通されるのは仕方ないでしょう。
ラン守備はビッグプレイは一つも許さず、RB Ryan MoatsとRB Steve Slatonは平均3y以内に抑えてますから、総体的にはよかったと思います。ただDT Eric Fosterが若干狙われ気味だったかもしれません。Fosterが入っている時に中央を突かれるといいゲインに結びついてたように見えました。
あと初先発となったSLB Phillip Wheelerですが、、、なんというか普通と感じましたw。動き自体は悪くないように見えるんですけど、どうもタックルが軽いような。

スペシャルチーム。
P Pat McAfeeはギリギリに釘付けとまではいかずとも3回のパントをすべてインサイド20に落としていますし、K Matt Stoverもキックはすべて成功。カバーチームも問題なかったので、十分よかったと言えるかと。
ただこちらのビッグプレイもどうにも期待できませんねw。

とにもかくにも、地区優勝に向けて大きな前進です。
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by captain_harbaugh | 2009-11-12 01:58 | Game Summary
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