感想 - 2009 Week10 New England@Indianapolis
すべての話題をかっさらっていったBill Belichickに嫉妬。



残り2分、6点リードで自陣29yの4thアンド2からのギャンブルと言うBelichickのコールが失敗、ショートフィールドをきっちりモノにしたINDが35-34の大逆転勝利をおさめました。ということで、すべてのメディアが最後の4thアンド2の判断について喧々囂々の議論をしてますね。

あくまで個人的な感覚で言えば、パントを蹴った場合、残り2分、タイムアウト一つ、+ツーミニッツが残るか残らないか。理想どおりの3アンドアウトで攻撃権を取り返す展開でモメンタムはかなりINDに来てましたし、パント蹴られても兄者がTDドライブを決める確率はかなり高いと感じていました。一方、Bradyの調子からして4thアンド2をコンバートされる確率もかなり高かったでしょう。
完全に個人の感覚的な話にはなりますが、確率論で言うならギャンブルの方がNEの勝率は高かったのではないかと思います。
(一応Indiana大のプレイコールコンピュータの判断ではギャンブルだそうです)

ただ、仮にクリアされていても(当然INDの負けですが)、Belichickの判断に兄者が強烈なプレッシャーを与えたことは違いないわけで、そのプレッシャーを感じたところを見せてしまったという意味でどうなのかな、と思います。あのBelichickをそこまで呑み込んだ、という事実は、プレイの成否が決まる前からファンのテンションを上げましたし、それは選手も同様でしょう。
その前のタイムアウトの使い方といい、とにかくこのNEのラストドライブはまだ優位にあるのにやたらとバタバタしていたのが目に付きました。失うものはない死に体一歩手前から復活してきたINDと、9割がた勝ちをものにしていたNEの立場では、気持ちが違ったということでしょうか。

いずれにせよ、兄者とBrady、この対戦でなければありえなかったギャンブルでしょう。

オフェンス:
兄者の2つのINTは本気で何が起こったのか一瞬わからなくなる、ふらふらのパスが敵しかいないところに飛んでいくINTでした。一つ目は原因不明のミススローで、3Qはそれ以外にも非常にパスが不安定でした。指でも怪我したのかと思ったくらいです。二つ目は明らかにWayneとのミスコミュニケーションですが、どちらのどういったミスかはよくわかりません。
とまあ、いくつかとんでもないミススローが見られたのですが、それ以外はそんなに悪くなかっただけに、なぜあのミススローになったのかはよくわかりません。
Dallas Clarkにはスクリメージでフロントが激しくジャムしてくると共に、カバー時はほとんどDBがマッチアップしてたことで試合の大部分は消されてたように見えました。対処方法的にはランを出すパターンですし、実際ラン平均は5.1yに達していますが、試合展開とRB陣の怪我の影響でランは18プレイにとどまりました。Joseph AddaiとChad Simpsonの調子はよかったと思いますが、二人とも怪我があったのが響いたでしょうか。
レシーバー陣ではPierre GarconはLeigh Bodden相手ということで終日苦戦しましたが、一番苦しいと思われるこのマッチアップを多用しました。意図としては、それでも一対一ならというのと、奥を見せたかったというところでしょうか。落球もありましたが、TDレシーブは自らの動きで少しマークを外してオーバーショルダーで手の先に落とされたボールをしっかりキャッチするいいプレイでした。Austin Collieは一個目立つ落球もあったもののショートゾーンでは貢献。Reggie Wayneは磐石のキャッチ力でエースの活躍を見せました。
OLではRyan DiemがDerrick Burgessにやられる場面が目立ったでしょうか。かなりの頻度でプレッシャーをかけられていたように感じました。

ディフェンス:
プレビュー時にはTom Bradyのポケットアウェアネスが落ちてると書きましたが、そんなことなかったですね(爆)。あの冷静さはイヤになりますw。Robert Mathisは大きな2サックを決め、ドライブを二つほどそこで切れていますが、Bradyのリズムを壊すところまでは行きませんでした。Dwight FreeneyもSebastian Vollmerに想像以上に苦戦しました。チップやヘルプがよく入っていたのも事実ですが、一対一になったところでもなかなか抜けていなかったように見えました。
パスカバーでは最初にいくつかRandy Mossへのディープでやられました。最初のはタンパ2でセーフティの間、MLBの奥を狙われた形で、Gary Brackettがランにわずかにつられたところを突かれました。大きくつられたわけではないのですが、Moss相手だとそれが致命傷になってしまうということですね。ある意味仕方ないレベルかと思いました。
二つ目はAntoine Betheaのディープカバーがあったものの、Mossに一対一を制されました。これも仕方ないと言えば仕方ないレベルに見えました。これはゾーンに見えましたが、ゾーンだとディープではセーフティとレシーバーが一対一になってしまうから強力なWR相手にはこういう事態が生じることもある、ということでしょう。プレッシャーもさほどかけられていなかったので、そんな中Mossを抑えるのは難しい、というのを改めて突きつけられました。ただ、後半にはある程度アジャストできていたと思います。MossへのディープをINTしたプレイではSを大きく左右に動かしてBradyを罠にはめました。次回対戦がある場合はこういった罠をいくつか用意しておきそれにかけたいところでしょうか。CBを一人マンでつけてSがサポートする、というのも一つの基本形ですが、そうすると今度はWes Welkerがマンカバーになるから止まらなくなるんですよね。。。まあ、「勝負はレッドゾーン、そこまでWelkerやFaulkで刻まれるのは仕方ない」という考え方もありかも。
パスカバーではCB Jerraud Powersは奮闘しました。Mossとの一対一でいくつかいい密着カバーを見せていました。
他にPhillip Wheelerのファンブルフォースや、Melvin Bullittの最後のストップなど、やられ気味ではあったとはいえやられっぱなしだったわけではありません。プレッシャーをかけきれなかったため想定よりはやられましたが、後半アジャストして集中を切らさずプレイし続けてくれたおかげで試合を失わずに済みました。

スペシャルチーム:
ついにカバーチームがやられました。Welkerのビッグリターンを食らったパントはハングタイムが手計測で4秒行ってませんし、正面を抑える位置にいるはずのJacob Tammeが簡単に処理されて正面に大穴を開けてしまいました。McAfeeとカバーチーム、どちらにも責任あり、でしょうか。こちらのリターンは(ry

ライバリーに相応しい、エモーショナルな試合を制しました。よかった点、悪かった点ありますし、3Qまでは攻守スペシャルチームすべてで一つ上を行かれてましたが、切れずに食らいついていき4Qに反撃を見せた点を評価したいです。でもメディアの話題はすべてBelichickが(ry
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by captain_harbaugh | 2009-11-18 08:26 | Game Summary
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