感想 - 2009 Conference Championship New York Jets@Indianapolis
感想記事が遅い、遅すぎるよ、、、
まあとにかくやっとしっかり見返すことができました。



オフェンス:
序盤の2ドライブはNYJのブリッツに対応しきれず苦戦しました。特にオーバーロードブリッツでLG-LT間を狙われ、人数比で突破してきました。この結果兄者の2サックにつながりました。しかしこれに対してしっかりとアジャストしてくれました。
3つめのドライブから、まず、ブリッツとすれ違う形を狙ったランを出すことと、クイックタイミングのパスを中心にすることである程度状況を打開しました。ランについては最初のラッシャーがLTの外とLGの内をついてくるので、逆にランナーにもそこを狙わせ、入ってくるブリッツァーはSaturdayで取る、というイメージだったと思います。これがコンスタントにゲインをもたらし、ペースをつかみました。さらに兄者も外ラッシュに対して後ろに眼があるかのごとくの絶妙なタイミングのリリースを見せ付けました。ただ、この時点ではまだFGにとどまっており、ゲームの流れまでは持ってこれていませんでした。
流れを決めたのは衆目一致すると思いますが、前半最後のドライブでした。特にドライブを決めたAustin CollieへのディープとTDパスのプレイではしっかりとしたアジャストが見られました。どちらもNYJは右側(INDから見て左側)を重点にラッシュをかけ、LG-LT間の突破を狙おうとしました。まず外のラッシャーがCharlie Johnsonを外に引っ張り出し、Ryan Liljaとの間隔が空いたところをディレイブリッツで突破しようというものです。これは最初の2ドライブでサック食らったのと類似のプレイ。そこでINDはDallas ClarkをCharlieの外に置いてパスプロに回し、外のラッシャーをClarkに処理させてCharlieに内のブロックをさせました。その結果LG-LT間を狙ったラッシャーはきっちりピックされ、兄者はしっかり時間をもらい、CollieへのロングゲインとTDパスにつながりました。もちろんNYJのDB陣相手にRevis以外相手ならAustin CollieもPierre Garconも有利、という計算あってのことでしょう(この辺は3つめのドライブから確認してきた)。
こういうのを肝心な場面で出して決められる、というのが今のINDオフェンスの持ち味なのでしょう。3Q最初は逆にNYJが左側重点になったと見て取るや、今度は右にClarkを置いて対処しています。そして最後にブリッツが入らないと見ると、Clarkをルートに出してそこへのTDで締めました。本当に兄者のよさが出た試合でした。
Pierre GarconとAustin CollieはマンカバーのNYJのCB陣に対し優位に立ち続けました。Dwight Lowley, Lito Sheppard, Drew Colemanの誰とのマッチアップでもかなり優位に進めることが出来ました。兄者と首脳陣が先述の対処をできたのは、当然ながらこの二人がいたからです。Reggie WayneとDallas Clarkを消せばINDは止まる、という対策に対して答えを用意してくれたこの二人は本当に今シーズンよく成長してくれたと思います。
OL陣はCharlieが一回漏らしてAddaiのファンブルにつながりましたが(多分もう1秒外のラッシャーを抑えてからダウンフィールドに出るプレイだったんじゃないかと思う)、基本的には一対一でもらすようなことはなく、しっかりと仕事してくれたと思います。

ディフェンス:
一発を2つもらってしまったものの、得意の集散型ランディフェンスは見せることが出来ました。もらった二発はどちらもCBが釣りだされて奥でワイドオープンを作ってしまったもの。Jacob Laceyがかかったプレイでは実はチーム全員がほとんどランに反応していました。もちろんJacob LaceyがあのアサイメントでQBを見てパンプに反応するのは論外なのですが(爆)、他にLB陣はランフェイクにひっかかってましたし、1ディープのMelvin Bullittはスラント走ってきたレシーバーに反応してましたから、まずラン、次にショートルートを守れ、という指示がインストールされていたのでしょう。それだけは食らうな、と思っていたプレイを食らってしまいました。
二発目はワイルドキャットからのBrad Smithのパス。シーズン中はほとんど見せなかったプレイですし、私も投げてくると思ってなかったですし(爆)、まあ引っかかるかな、というプレイでした。それでもKelvin Haydenが奥にJerricho Cothceryを離してしまったのはミスでしょう。この辺はどうせラン中心と読んでいたINDディフェンスがBrian Schottenheimerの思い切ったプレイコールにやられた、という構図かと思います。
この二発を食らった後では一発は完全に消しました。プレイアクションからMark Sanchezがロールアウトするようなプレイでも、おそらく奥をしっかりカバーしていたためディープには投げられませんでした。Antoine BetheaとMelvin Bullittはディープを消しにかかったように思えましたし、Kelvin HaydenとJacob Laceyも抜かれないことを第一にカバーしていたと思われます。よって、アンダーニースからミドルへのパスは通るようになりました。
それでも、一発さえ許さなければMark Sanchezにロングドライブを決めきる力まではない、という想定で後半は試合を進めたのではないかと思います。3rdダウンを何度も強いて、どこかで切る、という元来のINDの得意形に持ち込むことができました。0点で抑えたのは出来すぎだったと思いますが、最終的には一発を摘み取り、INDペースに持ち込むことが出来ました。
ライン戦ではやはりAlan FanecaやNick Mangoldに苦戦したものの、LB陣の速い集散でランを抑えました。一発があるShonn Greeneが途中で抜けたことも影響し、ランでコントロールされるようなことにはなりませんでした。3rdダウンショートを残されることが少なく、それなりにクリアはされたもののディフェンスでのボールコントロールモードに持ち込むことが出来ました。

スペシャルチーム:
距離は短かったとは言え、Matt Stoverはさすがの仕事をしてくれました。このキッカー受難のポストシーズンにおいて、しっかり100%成功してくれているのは大きいです。Pat McAfeeも相変わらずいいキックオフを見せており、パントもいい飛距離を出しています。

全体的にいい仕事をしてくれました。特にしっかりと試合中にアジャストしてくれたのが印象的な試合でした。

残り試合はあと一つ。なんとしても取りましょう。
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by captain_harbaugh | 2010-01-31 14:19 | Game Summary
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