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ドラフト結果
1(22) - OT Anthony Castonzo(Boston College)
2(49) - OT Ben Ijalana(Vilanova) ※2巡53位+5巡152位とトレード
3(87) - DT Drake Nevis(LSU)
4(119) - RB Delone Carter(Syracuse)
6(188) - CB Chris Rucker(Michigan State)


空港で1巡だけは確認し、Castonzo指名で納得しました。LTとしては若干スピードが不足している不安もありますが、まずLTに挑戦させるかと思っています。ランブロック力という意味では十分向上が期待できるでしょう。即戦力性の高い選手を獲るのは個人的には賛成です。
そして2巡でもOT Ben Ijalanaを獲得しました。NFLではOGをやることになるのではないかと言われていた選手で、ポイントオブアタックの強さとパワーが最大の持ち味。一方でスピードラッシャーの対処や動きながらのブロックはやや弱いと評価されていました。コルツ的には外側OLと勘定しているようですが、OTにするかOGにするかはまだ決まっていません。OGのパワー強化が図れるならそれはそれで十分価値があります。
さらに4巡でRB Delone Carterを獲得しました。Carterは背は低いながらがっしりした体の重心の低いタックル-タックル間ランナーと評価されています。この1,2,4巡を見ると、6人ボックスさえ突破できないランニングゲームにさすがのPolianも結構イライラしてたのかと感じます。実際、せめて7人ボックスを強いることができればそれだけで兄者の力も増すでしょう。
3巡はDT Drake Nevisでした。やや軽量ですが運動量の多い出足の鋭いタイプで、いかにもDungyが好きそうなタイプ。Polianが「彼はパッと見てコルトだということがわかる選手だ」と評価しているのもわかります。ただ最近のINDはDTに重めの2ギャッパーを2人置くことも増えているので、その中でNevisをどう活かすかですね。
6巡のChris Ruckerは結構サイズがあり、スピードもまずまず、タックルも結構しっかりしていると評価されています。ただゾーンカバーはあまりうまくなく、フェイクによく引っかかるとか、ルートの読みが悪いとか。あと性格面でもやや怠け者問題児系の模様。サイズ感からセーフティコンバートもあり得るかと思いましたが、読みが悪いということなのでちょっと難しいかも。

全体的には極端な隠し玉っぽい選手はおらず、スチール的な選手もいません。淡々とニーズとバリューが合うところを獲っていった印象のドラフトです。RB指名はやや意外でしたが、ランアタック強化の意思は感じました。ランアタックの強化についての即効性はまずまずありそうですし、このことで間接的に相手パスラッシュやカバーの厚みを減らす効果も産まれることを期待します。
その一方でSがやや手薄なまま残りました。今年のドラフトの層では指名は難しかったかもしれませんが、4巡はSでもよかったかも。とにかくBullittとの再契約は必須となりました。
by captain_harbaugh | 2011-05-02 16:14 | Colts News
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