感想 - 2011 Week3 Pittsburgh@Indianapolis
妄想したことはほぼ実現した。



それでも勝ちには届かず。

オフェンス。
この試合でのKerry CollinsのスタイルはTEN時代によく見たもの。すなわち1stターゲットを見て一対一だったらさっさとそこに投げる、下手に粘らずサックやターンオーバーを避ける、というもの。その結果、サックもINTもなしで試合を壊すことは避けられました。
で、なんでそのCollinsのパスをオフェンスの主軸に据えるのかがわかりません。その結果1stターゲットが空いていればすぐに投げて5-10y進めるものの、そこがカバーされていたらターゲットを切り替えられずにパス失敗で止まる劣化ウエストコーストオフェンスのような形に、、、だからそれじゃドライブできないんだって。Collinsの限界もありますが、Clyde Christensenのコールが気になりました。TEN時代も主軸はCJのランだったでしょうが。
おそらく、想定ではReggie Wayne対Ike Taylorのマッチアップはもう少し勝てる想定だったんでしょう。ゴールートでカバーが外れていないのに一対一だから投げてパス失敗、というのが何度かありました。その撒き餌もあまり効かず、アウトやヒッチでもなかなかマークを外せていませんでした。で、Collinsだとそこでターゲットを切り替えることができないという。
あと、Troy Polamaruへの読まれっぷりが半端なかったです。スナップカウントを完全に読まれてブリッツ時にトップスピードのまま侵入されたことが何度かありましたし、いきなりカバーを捨ててブリッツに入られてプレイを壊されたり、あるいは要所でDallas Clarkをしっかりカバーされたり。この辺はCollinsが臨機応変に対応できないところをつかれました。
Curtis Painterは最初にワイドオープンのPierre Garconに通ればTDのパスをオーバースローしたのがやや残念。あれはPainterの得意パターンだと思ってたんですが。あとはサックはともかくファンブルロスト(からリターンTD)してしまったのが残念でした。ただ正直そこで決まったかと思った後で80yドライブを完遂して一本返したのはよくやったと言えるでしょう。プレシーズンではタイミングの悪さがめにつきましたが、この試合では向上していた感があります。
ランはJames HarrisonにDallas ClarkやAnthony Castonzoがやられる場面はあったものの、大穴とは言わずともまずまずの穴を開け、AddaiとCarterがそこをしっかり突いていました。だからなぜランを主軸にしない(ry

ディフェンス。
まず欠場者の穴埋めですが、この試合ではMelvin Bullittが欠場したSはランニングダウンではランサポートに優れたDavid Caldwellを入れ、パッシングダウンではスピードのあるJoe Lefegedを入れていました。ただ後半はBetheaをそのまま上げて奥をLefegedに任せる形が多かったかな。この2プラトンはそれなりに機能していたように見えました。
ラン、特に右オフガードに対してはAntoine Betheaが早く上がり、エイトメンの形で止めに行きました。ブロックに弱いフロント7も8人になれば一人はフリーができますから、そのフリーになった一人、主にPat AngererがしっかりMendenhallを止めました。当然これが7人でランを止めることに直結するわけではないですが、その余った一人がほとんどミスタックルがなく淡々とランを仕留め続けたのは効いたと思います。その結果まずBenにパスを投げさせる、が実現しました。
で、Betheaが上がり気味だったので攻撃サイドから見て右側奥がやや弱点になりますが、Mike Wallaceの81yでは見事にそこをつかれました。WallaceのサイドのDavid CaldwellはおそらくそのWallaceを警戒して奥にいたのですが、BetheaのサイドはWRが走ってこなかったこともあり、Betheaが一瞬前に反応。そしてWallaceはディープポストで左サイドから一気に右奥に抜け、そのままTD。ということでランサポート強化の反動が出たプレイだったかと思います。まあ、Mike Wallaceがシャレにならないバカッ速さを見せたということで。
ただそのプレイ以外はパスの時はゾーンにしっかり下がり、その割にはランサポートもしっかり入れ続けましたから、Coyerのコールが当たっていたのか、Betheaのプレイの読みが冴えていたのでしょう。
DLではDwight Freeneyは怪我の影響か参加スナップ数を絞ったように見えましたが、参加プレイでは圧倒的な存在感を見せ何度も左側を突破。特にランをケアする意味もあるのかブルラッシュ気味にいき、それでも恒常的にプレッシャーをかけていましたから素晴らしいといえます。Robert Mathisも大迂回して左側にステップしたRoethlisbergerを仕留めるなど、運動量を見せてくれました。先週よりだいぶ体調がよくなっていたのではないかと。
ディフェンスは総体としてはヤードは稼がれたもののターンオーバーでその分を取り返してますし、仕事したと言えるでしょう。

スペシャルチーム。
カバーチームで一番信頼できるタックラーが本気でPat McAfeeに見えてきたんですが。

ここまで来たら勝ちたかったという気持ちはありますが、ほぼ皆が負けを予想した試合でよく食いついたと思います。
[PR]
by captain_harbaugh | 2011-09-29 23:11 | Game Summary
<< BrackettとBullit... プレビュー - 2011 We... >>