感想 - 2012 Week1 Indianapolis@Chicago ディフェンス編
感想の前にロスタームーブ。

IN:
OG Trai Essex
OT Bradley Sowell

OUT:
C A.Q. Shipley
OT Mike Person

言わずもがなの弱点のOLシャッフル。Trai EssexはPITで8年の選手経験を持つベテラン。ただ昨年あたりはかなり悪かったという評価でした。とはいってもウチではまだマシな存在になり得るかと。Bradley SowellはTBのPSから引っこ抜きました。

さて、試合を見なおしてのディフェンス感想。

まずよかった点から。

想像よりずっとラン守備がよかったですw。ILBの二人がかなりフリーで動けていて、なんだかんだで元々DTの選手を3枚並べてるだけのことはあるのかも。一回Drake Nevisが完全にTE Kellen Davisにコントロールされて、左オープンに出たMatt Forteの前に次々とリードブロッカーが漏れてきて32yゲインを許したプレイがありましたが、狙ったとおりに大きく出されたプレイはこれくらいじゃないでしょうか。あとはヘビーブリッツにすれ違った形でビッグゲインされたのが一回、OLBが前に突っ込んで大きなギャップができたのが一回。真正面から中央を蹂躙されてLBまで綺麗に掃除されたというのはなかったと思いますし、結構やれるかも、と思えました。ランと読んだときにひょいとDEが半歩内に位置を変えるのが結構効いていたかも。

パス守備については第一プレイがすばらしかったw。プレシーズンではまったく見せなかったFreeneyがカバーに下がるパターンで、逆側からZbikowskiがディレイ気味にRBを見ながら入って来ました。結果Freeneyの側でOLが無駄に浮き、RBはZbikowskiに対処せざるを得ず、一対一を突破したRobert MathisがCutlerをサック。会心のコールじゃないかと思います。

そして第二シリーズ、5メンラッシュでAntonio Johnsonが一対一を制して中央からプレッシャーをかけることに成功、Jerrell Freemanのピック6につなげました。

と、この辺まではよかったのですが、、、やはりFreeneyがいなくなってからプレッシャーがかからなくなるわ、DB陣は長くはマンカバーできないわ、で結局ボロボロにやられました。その後GBがCHIオフェンスをズタズタにしたのを考えると、わかりきっていたこととはいえ、まだまだと思わざるをえないですね。

試合中盤からプレッシャーがかからなくなったのはラッシュ枚数を減らしたのもあるのかと思っていたのですが、見なおしてみたらそういうわけでもなかったです。CHIがパスプロを増やし気味にしたこと、そして一対一を制して鋭く切り込めないフロントの問題ですね。プレッシャーが皆無というわけではないのですが、ラッシュ枚数を増やしても時々しか届かないのでは困ります。結論としては、一対一をある程度勝てる選手が二人はいないとブリッツ入れてもなかなか届かないよね、ということになるのかな。
そしてゾーンカバーは全体的にひどく、ゾーンの時は通し放題になってしまいます。

パスラッシュの主軸であるOLB。
Freeneyの代役Jerry Hughesはどうしても外から回すと一本調子で大回りになってしまいます。内への切り返しがないからOLは外に注力できる、スピードはあっても小回りが効かないから長~い距離を走って時間をかけないとQBに到達できない。一方でスタンツなんかを使ったりループして入ってくるとスピードを活かしてプレッシャーをかけられるのですが、、、ドラ1に求められるのはやはり他の助けを借りずに一対一を勝つことだろう、と。
Robert Mathisは途中からダブルチームが増えて苦戦。その分他のラッシャーに頑張って欲しいところでしたが、ブリッツに入ったLBがRBにあっさりピックされるプレイが目立ちました。ブリッツァーはあくまで直線的にQBに迫るだけで、相手を抜ける人材はやはり現状限られます。

DL陣ではCory Reddingは結構いいブルラッシュを見せたりラン相手にスクリメージを支えたりできていたかと。動きも結構いいですね。
Drake Nevisは一回完全にTEに一対一で押し込まれてたのはなんですが、動きはまずまずだったかと思います。やはりDL陣の中で相手を抜く期待は一番もてるかなあ。
Fili Moalaは一回プレッシャーをかけるのに成功したものの、全体としてはOLにコントロールされていたと感じました。

ILB陣二人、特にKavell Connerは結構着実なタックルを見せてくれたかと思います。まあフリーで動けるならこれくらいはやってもらわないと。ブリッツ的にはConnerもJerrell Freemanも特筆するところなし。
あとMoise Fokouが結構後半プレイタイムをもらっていました。一回それが得意パターンだろという正面からくるRBとの一対一でタックル外されましたが、まあいいプレイもありした。

CB陣ではJerraud Powersが狙い撃ち。何回かいいカバーもあったのですが、Brandon Marshall相手はサイズのミスマッチが厳しく何度もやられました。またいくつかアサイメントミスがあったのか、どワイドオープンにもしてしまっています。ちょっと厳しい展開でしたが、Vontae Davisとの入れ替えはありませんでした。
そのVontae Davisはカバーは一個奥をぶち抜かれていますし、いくつかスラントやアクロスで付き切れないプレイはありましたが、まあそれなりに。なおランサポートは微妙そうです。
ニッケルには主にJustin Kingを起用。一つ痛い痛いパスインターフェアはありましたが、Marshallに付き切ったりする結構いいカバーも見せていました。

SではTom Zbikowskiは思ったよりよかった印象。運動能力はさほどではないですが、プレイの判断が結構的確に見えます。
Antoine Betheaはもう少しパスートとタックルの確実性を上げて欲しい。

スペシャルチーム。
後半でキックオフリターン時にファンブルをしでかしたリターナーのLaVon BrazillにPaganoヘッドコーチから、
「ファンブルするより若死にするほうがマシだ」
の一言。ちなみにハイズマン賞のJohn Heismanの言葉の引用です。ちょっと冗談っぽくも、しっかり釘をさしました。ちなみにエンドゾーン内5yくらいからのリターン開始時点で、カバーチームはすでに25y地点に到達していたので、やはりリターンした事自体が判断悪いと感じます。
あとVinatieri先生、そこは決めておいてください、、、

まあ、タレント不足の通りにやられたという内容かと思います。戦術に慣れていくことでどこまで現状の選手層で向上可能なのか、今シーズンは見極めのシーズンと考えて見守っていこうかと思います。
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by captain_harbaugh | 2012-09-15 14:46 | Game Summary
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