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感想 - 2012 Week13 Indianapolis@Detroit
何かが憑いている気がする。



これでプレイオフで兄者と戦うことになったら本気で映画化決定かもしれない。

最後の最後で終始劣勢だった試合をひっくり返して計ったような逆転勝利。これで残り2勝2敗でいければほぼプレイオフ当確でしょう。

オフェンス。
見返してみると、DETは後半本当にゾーンディフェンスしか使ってねーw。
もちろんそうなるのは理由があって、手計算でゾーン相手のプレイを集計してみると
45ドロップバック中:
17回成功 - 23回パス失敗(うち3INT, 3つINT寸前) - 2サック - 3スクランブル
という具合で、ぶっちゃけ相当悪い。全ドロップバック中35%程度のパスしか通してない上にターンオーバーチャンスも多いとなれば、ゾーン多用もわかるというものです。(マン・ブリッツ相手は55%程度成功、HiltonのディープやAveryへのTDパスで大怪我もさせてる)
まあ、この状態を見てJim Schwartzが「ゾーン敷いとけばまず大丈夫」と思っただろうこともわかります。しかしラスト2ドライブはスクランブルを解禁することで進められましたし、ラス前ドライブのBrazilへのTDパスやラストドライブでのWayneへの26yといったいいパスも飛び出し、最後はゾーン手前へのチェックダウンで逆転w。芝居を打ったわけではないでしょうけど、いいタイミングで状況を打開したものですw。
Andrew Luckは不安定な日ということもあったのでしょうけど、やはりレシーバーがマークをはずしてからじゃないと投げにくい、カバーを多めに置かれると(その選手がQBをしっかり見てボールに反応すると)苦しい、というのが感じられます。もう少し早いタイミングでディフェンスを読み、もう少しクイックモーションで、もう少し早いタイミングで、もう少し正確にパスを投じて欲しいところです。まあ本格改善は今オフということになるでしょうけど。
一方で、INTリターンに対して必死で追ってTDを防いで3点で止めたり、最後のAveryへのトスのあとで全力でブロックに走っていたのは素直に凄いと思いました。学生っぽい気もしますが、なんだかんだでこの辺が最後の逆転につなげられた理由の一つでしょう。
OLはDETがゾーンを多用したため基本4メンラッシュを相手することになりましたが、苦戦しました。Joe ReitzがJeff Linkenbachに代わったこともあり、Ndamkongh SuhとNick Fairleyの強力2トップにはかなりやられました。DETのDLの破壊力はリーグ屈指なのである程度はやむを得ないのですが、、、
ランは後半はDETが下がり目ゾーンになったところで出るようになりましたが、特筆するところはないでしょうか。

ディフェンス。
とにもかくにもCalvin Johnsonにやられまくったという試合。基本的にカバーは仕切れず、相手の落球がなければなかなか止まらない展開でした。途中からはカバー仕切るのは無理と考えたのか、ラッシュを増やし気味にしていたように感じます。
それでも基本的にランを止めたのは大きかったかと思います。Leshoureは平均2.7yに抑えていますし、Bellの67yゲインを除けば計算が立たない状態にできたのは大きかったかと。なんだかんだで3rdダウンではそこそこ距離が残ることが多く、Calvin Johnsonという化け物に更新されることはあれど、ドライブが切れる場面も多々ありました。そして、4Qの残り4分で2ndダウン・3rdダウンでパスを投げさせたのも、ランをそれまで止めてきた影響だったかと思います。これははっきりと助かりました。
Robert MathisがNFL初INTを記録。StaffordがMathisの動きを予期できなかった結果で、これはプレイコール勝ちでしょう。そのコール勝ちをターンオーバーという大きな結果に結びつけたのは大きかったです。あとはAntoine Betheaが今シーズンで一番いい動きをしていたような。
なんだかんだで16ドライブに対して3TD。ターンオーバーをしでかした後のドライブはしっかり断ち切ってほとんど得点につなげさせませんでしたし、見た目の点数は悪いですが、仕事はしてくれたと思います。

スペシャルチーム。
大きなミスはなかったし、よかった方かと。そしてキックオフリターンはすべてタッチバックにする方向のようです。まあ妥当かな。
by captain_harbaugh | 2012-12-07 02:28 | Game Summary
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