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感想 ー2012Week15 Indianapolis@Houston
予想通りJ.J.Wattに蹂躙され、
予想通りAndre Johnsonにロングを通され、
予想通りArian Fosterに走られ、
ゴール前1yに迫ったところでファンブルロストし、
ついでにパントブロックリターンTDまで食らう。




そんな試合展開でも、4Q頭の時点で1ポゼッション差+コルツボールというところまでは持ち込めたので、粘り強く戦ったと言えるのかもしれません。

オフェンス。
恐れていたLinkenbach対J.J. Wattのマッチアップが予想通りに破綻。スイム一発で抜かれまくりました。途中からはかなりの頻度でダブルチームで対処してましたが、たまに一対一になると容赦なくバックフィールドに侵入されロスタックル。そりゃ左サイドへのランでREのダブルチームはできんて。Linkenbachはひどすぎ、McGlynnもやられて、再来週にどうするかの目処も立たないまま終わってしまいました。Winston Justiceの復帰を祈っておくしかないですかね、、、
そんなこんなで何度もバックフィールドでつかまりつつも、Vick Ballardは奮闘しました。何度も1stヒットをこらえてゲインにつなげていますし、スピードもいいものをみせてくれました。この試合がそれなりに4Qまで期待できたのは、オフェンス的にはBallardの奮闘によるところ大でしょう。あとOLも破綻しつつも、左サイドはそれなりにブロックできていたかと。
Luckは3試合連続で成功率が50%を切りました。INTはありませんでしたが浮き球はいくつかありました。4メンラッシュでプレッシャーがかかりまくってたとはいえ、さすがにこの成功率では厳しいです。
レシーバー陣ではReggie Wayneが封じられ、ボールコントロールに苦しむことになりました。一方でDwayne AllenがゴリゴリRACのTDレシーブ、T.Y.Hiltonのディープ一発など、新人組のいいプレイも見られました。

ディフェンス。
今年になって、カバー2時代に目指していた進まれても3点で抑えるディフェンスができるようになってきました。この試合でもレッドゾーンには5回侵入されながら、そのうちTDまで許したのは1回だけ。テイクアウェイがさほど多くない今年のディフェンスがいい試合を演出できているのは、このぎりぎりの粘りによります。
Arian Fosterには167yを許していますが、うち83yはほぼ勝負が決まった4Q残り4分半から許したもの。そこに至るまではむしろよく抑えていました。特にレッドゾーンあたりではほぼ止め切ったと言っていいでしょう。なんだかんだでフィールドがつまると、5ー2に近い昨年より重量を増したフロントが威力を発揮するということかな。
一方でAndre Johnsonにはほぼやられっぱなし。ぶち抜かれるは、競り合いでは負けるは、ぎりぎりの隙間にも通されるはで、151yを許したのもさることながら、要所でやられた感が強いです。Vontae Davisにはシャットダウンコーナーを期待してたわけでもないですし、ランサポートは結構良いプレイを見せていますが、もうちょっとカバーを頑張って欲しいところ。
パスラッシュはそれなりというところですが、要所でサックが飛び出しドライブを切りました。HOU戦になると元気になるDwight FreeneyとRobert Mathisが1サックずつ記録しています。あとAntoine Betheaがセーフティブリッツから1個サックを奪っていますが、これは試合の流れ的にも相手のプレイ的にもドンピシャのコールでした。その後オフェンスがさっくりと3アンドアウトで終わったため活かしきれませんでしたが、、、

スペシャルチーム。
Deji Karimのキックオフリターンがよかったです。久々にキックオフリターンに希望を感じながら見ることができました。
一方で問題のパントブロックですが、これはDwayne AllenがBrian Bramanにスイム一発でぶち抜かれて食らっています。HOUは全体的にスイムが強力な気がするんですが、なんかいい練習でもやってるんですかねえ。

地区優勝はなくなりましたし、課題も山積みですが、それはそれとしてまずはKC戦にしっかり注力して勝ってプレイオフを決めたいですね。
by captain_harbaugh | 2012-12-20 02:54 | Game Summary
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