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Preview 2006 Week2 Houston
Gary Kubiak就任初年度のHOU。C Mike Flanagan, LB Sam Cowart, WR Eric Moulds, DE Anthony Weaver, TE Jeb Putzierといった補強の方向性は正しいと思いますが、Week1ではPHIに5サックを食らい、パスをがんがん決められて完敗しています。

HOUのディフェンスについては、DLは昨年比でかなり強化されたと思います。ドラ1Mario Williamsは開幕戦はパッとしなかったようですがポテンシャルは高いと思いますし、Anthony Weaverも安定感をもたらすと思います。問題は後ろ側で、セカンダリはDunta Robinsonを除くとパッとしない感はぬぐえず、Cowartがいきなり壊れてしまったLB陣も弱い感は否めません。
何より現在IND相手に最善手と考えられている、「LB/Sを使ってディスガイズ」をやるのに有効なタレントがShantee Orrくらいな気がします。Reggie WayneはLewis Sanders相手に優位に立てるでしょうし、Brandon Stokleyが間に合えばこれをカバーできる人材もいないでしょう。困って咄嗟にMarvin HarrisonのパターンをDunta Robinsonにかっさらわれるのだけは注意が必要ですが、INDのパスは十分通ると思います。
INDにとって問題はランのほうですが、HOUはLB陣はどちらかというと軽量スピード型のパッケージですが、そこを支えるDT陣は強いとは言えません。両DEをTarik GlennとRyan Diemがきっちり抑えれば、ランも出せるとみています。

HOUのオフェンスについては、今年は思いっきりDENテイストに舵を切りましたが、こなれてくるのには時間がかかるでしょう。
パス攻撃はEric MouldsとAndre Johnsonのコンビはパスラッシュがかからない場合は大きな脅威となりますが、開幕戦の5被サックから考えると昨年同様OLのパスプロには課題が残ったままです。特に要のLTにはドラ3新人Charles Spencerが先発ですが、開幕戦はTrent Coleに2サックを献上したようです。Dwight Freeneyであれば間違いなく優位に立てるはずです。もしここでもプレッシャーをかけられないようなら今季は本当に黄信号と思います。
ランのほうでは、今週RB Samkon Gadoを獲得していたりします。HOUの戦術適正よりも、IND守備はパワーバックに弱いとみてのIND対策に見えてしかたがないのですがw。まあIND守備がパワー勝負に弱いのは確かですが(爆)。とはいえGadoがDomanic Davisが健在だった時以上の脅威になることはないでしょう。
いつも結構出されているHOUのランですが、コーチも戦術も大幅刷新して間がない状態ですのでここは止めたいところです。Corey Simonは間に合いませんでしたが、Dungy曰く「サイズの問題じゃない。タレントの問題でもない。連携をしっかりできなかったことこそが問題だ。」とのことなので、このメンバーでどこまでできるか見せて欲しいものです。、、、Dungyの本音は違う可能性もかなり高いですが(爆)

ホームでもありますし勝つだろうとは思いますが、勝ち方が問われる一戦です。こちらは平均4y以上ランを出す、相手は平均4y以内にランを抑えるくらいが目標かと思います。地区内でもありますし、苦手意識は持ったままにしてもらいたいので、ここは31-17くらいで圧倒して欲しいところです。
by captain_harbaugh | 2006-09-17 13:22 | Preview
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