感想 - 2006 Week3 Jacksonville @ Indianapolis
以下結果。



IND 21 - 14 JAX
きっちり7点差。いやー、ブックメーカーさんやりますね(笑)。

試合は前半はJAXが完全に圧倒。前半のスタッツは
トータルヤード: JAX 185y - 66y IND
ラッシング: JAX 158y - 10y IND
タイムオブポゼッション:JAX 24:31 - 5:29 IND
3rdダウンコンバージョン: JAX 6-8 75% - 3-6 50% IND
と、よく同点で済んだものです。IND陣3yまで進みながらJosh ScobeeのFGミスで0点に終わったJAXドライブとJason DavidのINT、そしてTerrence WilkinsのパントリターンTDのおかげですね。

ディフェンス:
JAXは前半はこれでもか、これでもかとドロープレイを繰り返してきました。感覚としては前半の158yのラン喪失のうち、100yくらいはドローという気がします。ゴリゴリ押されるというよりは、ドローで手近なところに開いた穴をMaurice Jones-DrewとFred Taylorが見定めて綺麗にカットバックで抜いてったと言う感じですね。これが本当によく出ており、2ndダウン25から、ドローで二連続で10y以上与えてあっさり1stダウン更新とかされていました。詰め方がまずく大きなカットバックレーンが空いてることもありましたし、Jones-Drewの鋭いカットでタックルを外されることも多かったと思います。ただ、後半はボールキャリアへの詰め方を修正したと思われ、ラン攻勢をまずまず防ぐことができていました。
最初にあまりにこのドロー攻勢がうまくいったため、むしろJAX側が保守的になってしまった気もします。2Qの終盤、ScobeeのFG失敗で終わったドライブは、ゴール前でラン3つ、3rdダウンは5yラインから最初のTDを奪ったのと同じLeftwichのQBドローという、ちょっと「え?」と思うコールでしたし、JAXがややランにこだわりすぎた感もあります。途中までは大いに効を奏していたのも確かですが。
パス守備についてはLeftwichが足を落ち着けて投げられないだけのプレッシャーはかけていました。数字的にはタックルゼロですが、Dwight Freeneyも出場してなかなかいいプレッシャーをかけていました。短いパターンのパスは通されていますがほとんどYACを許していません。カバー陣もあわせてパス守備は合格点です。ドローでゲインされまくったのはパスのビッグプレイを防ぎにいってたから、ということにしておきますw。なおMatt Jonesは一応出場してましたが、たまに入るだけでJonesに投げることは皆無でした。やはり怪我の影響があったものと思われます。
二つのINTについては、どちらもByron Leftwichの投げミスと言っていいでしょう。ひとつめはディープで空いたレシーバーへターンボールを投げてしまいレシーバーが触れず、後ろのJason DavidがINT。ふたつめはやはりディープでReggie Williamsの手前低めに投げてしまい、Mike Dossが網にかけました。二本目はRobert Mathisがギリギリまで迫っていたのが目に入ったかもしれませんが、この試合ではディープパス自体ほとんど投げておらずこの二本くらいで、ともにかなりのコントロールミス。ちょっと精度に疑問を残しました。

オフェンス:
ランはまあこんなものでしょうか。ほとんどRhodesに外を走らせてましたが、スペースが押しつぶされてることが多かったです。ただ、ディフェンスが漏れてこなければそれなりのゲインには結び付けていましたし、後半は散発的ながら結構いいランがありました。
あとはPeyton Manningのブーツレッグ、本当に久しぶりに見ました。かなり綺麗に決まりました。滅多にやらないからこそ効くプレイですね。
パスは成功率50%を切っていて数字は大したことありませんが、かなり積極的なディープ狙いでJAXに十分脅威を与えるパスアタックができていたと思います。3rdダウンロングが残ってもそこからWayneやHarrisonへのディープで1stダウンを更新できるのはやはり効きます。また、Marvin HarrsionがRashean Mathis相手にかなり優位に立てていたのが大きかったです。Dallas Clarkへの30yTDパスではClarkが超ワイドオープンになっていましたが、これはRashean MathisがHarrisonマークを意識しすぎてミスコミュニケーションしたと見ています。Peyton Manningはプレッシャーを結構かけられていていましたが、そこで無理しすぎるようなことはなく、INTの危険性のあるパスがほとんどなかったことも評価したいところです。

スペシャルチーム:
とにかく重苦しい雰囲気を一発で変えたTerrence WilkinsのパントリターンTDが大きかったです。ややオーバーパスート気味に来たJAXのカバーチームをまずWilkinsが取った後の横の動きで交わし、10yほど進んだ時点ではブロッカーたちが完璧にWilkinsを守る壁を作ってました。この時点で「これは行く!」と思える余裕のある状況でした。リターンチーム全員の殊勲と思います。実は他のリターンはかなりイマイチだったのですが、この一発だけで十分すぎるほどおつりが来ます。このプレイの前にいらないパーソナルファウルで15y罰退し、パントリターンTDを間接的に産んだJAXのVince Manuwaiはこってり絞られているのではないでしょうか。

ややエモーショナルでミスの多かったJAXに対し、冷静かつできることをきっちりと実行したINDが勝った、気持ちいい試合でした。とはいえこれだけミスの量の差がある割には結果はホームでTD一本差。シーズン終盤の@JAXも厳しい試合になるでしょう。
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by captain_harbaugh | 2006-09-26 01:43 | Game Summary
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