感想 - 2006 Week5 Tennessee @ Indianapolis
結果としては



5連勝でバイを迎えることができましたが、同時にINDのディフェンスが到底スーパーボウルコンテンダーのレベルにないことが改めてはっきりしてしまったような。この試合も31回で214yを許し、シーズン通しての一回のラン平均喪失yも5.2yまで来てしまいました。

TENオフェンス対INDディフェンス。
TENのゲームプランはJAXを参考にしたのでしょうか、一方のDEを浮かせてのランプレイが多かったです。最初のほうはDE陣は外からのラッシュを多用していたのですが、TENはプレイの反対側のDEを浮かせて数的優位を作ったり、外ラッシュとすれ違う形のドローでざくざくとゲインしてきました。1stドライブはランプレイ7回でTDという結果でしたが、終わり3プレイは、
1)Bo SchobelがREから外ラッシュ、QB狙って完全にプレイから消えて、DTとの間にできた巨大ギャップをTravis Henryに破られて14y。
2)Bo SchobelがREから外ラッシュ、QB狙って完全にプレイから消えて、DTとの間にできた巨大ギャップをLendale Whiteに破られて19y。
3)代わったDwight FreeneyがREから外ラッシュ、一瞬ドローフェイクにつられたところをVince Youngがキープして外を回り、Freeneyつかまえきれずに19yTD。
と、今年ずっと問題になっているDEとDTの間の巨大ギャップを狙い打たれた感じです。普通にディフェンスができるチームなら一人消えても誰か一人くらいダブルチームを引き受けたり、ブロックをうまく外してタックルしたりできそうな気がしますが、そういうシーンが皆無です。オープンラッシュの一人が消えて真ん中で数合わせに負けると、本当にさっぱりランが止まりません。2回ランを出せば簡単に1stダウンを取られてしまいます。
このためにその後はオープンラッシュはかなり控えざるをえなくなりました。そうなるとVince Youngへのプレッシャーも減ります。Youngの場合はまだパス技術に課題があり、WR陣ではBrandon Jonesにしか通せず、あとはHenryとWhiteへのショートパスOnlyだったのでまだなんとか止まりましたが、それなりのパッサーがいればここからゾーンを破られたでしょう。
で、途中からは内ラッシュに切り替え気味でしたが、それでもHenryにもWhiteにも最初の接触後もれなく3yプレゼントするなど、かっちりとタックルすることも出来ないので結局最後までランは出続けました。前半はまだプレイコールで負けてボロボロだったとも言えますが、後半はそうでもないのに平均6y。なんとか逆転してYoungにパスを投げさせたから勝てましたが、追っかける展開になったときのこのディフェンスはしゃれになりません。もうちょっとブロックを外す術を身につけてほしいところです。
TENのオフェンスはアウェイの中、最近のIND戦では出色のミスの少ないゲームをしてましたし、思い切りよく突っ込んできてたのも確かですが。

TENディフェンス対INDオフェンス。
TENは昨年前半に比較的よく用いられていた、後ろのカバー重視で刻ませるゲームプランを使ってきました。ブリッツは非常に少なく、3メンラッシュでカバーを増やしていたことも多かったです。そんな状況なのでランは試合を通して出続け、Joseph Addaiはいくつかいい個人技も見せていましたが、これはもうしょうがないものとして守っていたと思います。
これに対してパスのほうは特に前半は苦戦しており、Manningが3rdダウンで更新ライン手前に投げさせられたりとどかなそうなスクランブルをさせられたりしていました。アンダーニースに投げてもLB陣に早くつぶされてましたし、Raynaldo HillとPacman Jonesのカバーもよかったのではないかと。また、プレイ数が多くなる中で結構落球やら反則やらのミスが多かったです。Manningの単純なコントロールミスも結構あったような。
後半には3rdダウンから狭いゾーンの隙間をついたBrandon Stokleyへのピンポイントパスなんかもあって、持ち直しました。と、Stokleyには助けられたのですが、無理がたたったのかまた怪我したとの噂が、、、
相手のパスラッシュについては、4メンラッシュ中心だけにPeyton Manningへプレッシャーは少なかったですが、Ryan DiemがややKyle Banden Boschに苦戦していた印象です。
二つのターンオーバーについては、RhodesのファンブルはDLにチップされたボールをなんとか取ったRhodesがThorntonからヒットを受けて落としたもので、仕方のないところがあります。
ManningのINTはReggie Wayneが珍しくボールを弾いて後ろのHopeにINTされたもの。イマイチ映像がぼけてよくわからないのですがw、ちょっとパスが手の先に行き過ぎたのかもしれません。

スペシャルチーム。
いきなりライナーのキックオフが飛んでったので、あれ?と思ったらGramaticaが蹴っていましたw。再契約してたのに試合見るまで気づきませんでしたw。バイ明けには完調のVinatieriに戻ってきて欲しいものです。またリターナーには負傷欠場のTerrence Wilkinsの代わりにT.J.Rushingが入り、まずまずのお仕事をしてました。

とにかく5連勝でバイを迎えたこと自体は嬉しいですがディフェンスには大きな不安を残しています。Bob Sandersの復帰で少しは向上する可能性もありますが、フロント7の底上げができないと根本解決にはならなさそうですし、ここから底上げすることも容易ではないでしょう。一昨年のオフェンス頼みのチームに戻ってしまった感じです。
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by captain_harbaugh | 2006-10-10 01:48 | Game Summary
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