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Tony Dungyインタビューより
公式サイトに掲載された、Tony Dungyのインタビューより。

(次シーズンへの取り組み方について)
「1979年、Pittsburghがスーパーボウルを制した次の年(Dungyが選手として在籍)にとったノートを見返してみたんだ。面白かったよ。 彼(Chuck Noll)は決して『繰り返す』とは言わなかったんだ。彼は毎年が違う年だ、といった。車のモデルのようなね。コルベットはコルベットでも、77年型と78年型は違う。そして、私達は新しいモデルを売らないといけないわけだ。一からスタートする必要があるんだ。」
「Rod Marinelli(TBでスーパー制覇)からも1979年のPittsburghのビデオを見たと聞いていたんだ。そのビデオをいくつか見てみた。自分がどうすべきか知ってることを思い出させてくれたよ。」
「Marv Levy(BUFでAFC4連覇を経験)とも話をした。AFC4連覇はもっとも素晴らしい業績と思うからね。彼はこう言った。 『安定性を保つことだ。選手に過大な要求をしてはいけない。もっと努力しなければ、とかもう一度そこにたどり着く、とか考えてはいけない。』やるべきことをやるだけ、ということだ。私が人から教えてもらった中で、これはもっとも大きいものだと思う。やるべきことをやる、それだけだ。」

(スーパー制覇後、以前よりいいコーチと評価されていることについて)
「面白いね(笑)。我々が数年間、タイトルの近くまで行きながら勝てなかったとき、「コルツはあれができない、これができない、違うやり方をすべきだ」と人は考えていた。その後我々は勝ち、突然勝つための答えを知っていると言われるようになった。たぶんその中間のどこかに正解があるんだろうね。」
「本当のところは、スーパーを制覇できたのは技術と練習に加えて、幸運もあった。スーパー制覇は皆が望むことだが、そのためにはたくさんの物事がうまく運ぶ必要がある。過去には、より安定した、よりよいタレントのいるチームを持ったこともあったが、物事はうまく運ばなかった。2006シーズンは、Peytonは最初のプレイオフの試合ではよくない出来だったが、守備がよいプレイをした。我々はホームで試合をして、悪い状況を乗り越えることができた。」
「Baltimoreとの試合は進んでは戻るタフな試合だったが、我々にはすべてを決めるキッカーがいた。それが勝ちと負けを分ける、ちょっとした違いだ。その違いはシーズンにおけるプレイ内容(の評価)を大きく変えたりはしない。以前3年間(2003-2005)より我々のプレイは安定性を欠いたが、ちょうどいいタイミングで健康を取り戻し、調子を上げることが出来た。」

(FAで選手を失ってることについて)
「我々はずっとドラフトで若い選手をいれることで戦ってきたチームだ。我々はいつも選手を失う側だった。スーパーを制覇したとき、他チームはうちの選手をより強く求めることになると思ったよ。スーパーボウルチームで成功している選手は欲しいものだからね。我々も全員を引き止めたかった。でも現実的には彼らを失うことになることを知っているし、若手は代わりにプレイする準備をしておく必要がある。彼ら全員と話してこう言ったよ。『我々が野球場にいて、MLBのシステムの中にいるなら、違う結果になっただろう。しかし、まったく違う状況にある以上、それを受け入れなければいけないんだ。』」

(オーバータイムのキックオフを30yラインから35yラインに変えるという提案について)
「興味深いね。コイントスに勝ったチームが今のようないいフィールドポジションを得ることがないように何かする必要があると思うが、オーバータイムとそれ以外で違うルールを適用するのは少し引っかかるね。」

(コミッショナーRoger Goodellがオフフィールドの行為に対するポリシーを厳格化すると言っていることについて)
「歓迎するよ。ルールがあれば皆それに従うものだ。チームにもルールはあるが、CBAに縛られて思うように適用できなかったんだ。Goodellには、『我々のゲームをよりよいものにするために必要なことだ。1000パーセントサポートする。』と言ったよ。」
「皆を罰するわけじゃない。選手にプレッシャーをかけるわけじゃないが、『これが我々のゲームをよりよいものにするのに、守ってもらう必要があるルールだ。』と伝えるためのものだ。」
by captain_harbaugh | 2007-03-29 23:24 | Colts News
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