感想 - 2007 Week1 New Orleans @ Indianapolis
待ちに待った開幕戦。



あまりの出来のよさに観戦途中で踊りだしてしまいました(爆)。

オフェンス。
まず、あれだけ様々な配置を試みていたのに驚きました。コルツの試合では「Wayne to the left, Harrison to the right」まではほぼ枕詞的に出てくるフレーズだったのですが、Dallas Clarkをワイドに置いてスロットにMarvin Harrisonを入れたり、Reggie WayneとMarvin Harrisonを入れ替えたりと3WR基調は変えないながらも(ClarkはもういっそWRということでw)様々なパターンを試していました。解説も言っていましたが、私もDallas Clarkのリバースと言うのははじめて見ましたw。今までのパターンの踏襲だけに終わっていなかったことは好感度が高いです。
全体的にはまずランを出し、それで手前に引き付けたディフェンスの奥を取ると言うパターンで進みました。そういう意味では試合のMVPはJoseph Addaiでしょうか。もちろん真ん中を安定してこじ開け続けたJeff Saturdayも素晴らしかったですが。
1stプレイでAddaiがタックルされた後でなかなか立ち上がらなかったときはかなりびびりましたが、その後はAddaiに牽引される形でペースを掴むことができました。とにかく切れ上がりがいいのは昨年どおりで、判断よく狭い穴でもスパッと抜けていってくれてました。まずは23キャリーで118yでしたが、これくらいまでのキャリー数で使っていきたいです。ランで言えばKenton Keithもスクリーンでのレシーブはアレでしたが、それこそRhodesっぽい使い方ができそうに見えました。
そのAddaiに引き付けられたところをPeyton Manningがディープで襲撃。主にJason Davidを狙い撃ちにしていました。まあこれは正直Davidにマンカバー中心にやらせていたのが意外であって、Reggie WayneやMarvin Harrisonが一対一になれば勝てると言うのはある程度事前の予想通りです。前半はWayneの調子が悪く、Wayneにしては甘い落球やファンブルまでしでかしてましたが、短いところで一回落ち着かせてからは調子を上げてくれました。この辺の試合運びは素晴らしかったと思います。
Marvin Harrisonの方は最初からドンピシャに合わせており、これはさすが。Dallas ClarkやBen Utechtのミドルもいい武器になっていました。
Tony Ugohですが、間違いなく機動力はありますね。LBを取りに行ったときのブロックはかなりよかったですし、Will Smith相手にノーサックに抑えました。ただ反則も多いし、ちょっと姿勢が高いと感じるときがありますし、結構漏らしてる時もありますし、サックを許さなかったのはManningのリリース速度に負うところも大きいです。首脳陣的にも最初のプレイでいきなりBen Utechtを左側につけてサポートさせていたり、Joseph Addaiにサポートさせてたりとあまり負荷をかけないようにする姿勢が見えました。ということでここから徐々に安定性は上げてもらいたいですが、ルーキーの初戦としては十分及第点と言えるでしょう。
Anthony Gonzalezはあまり出番なし。たまに入ったときもオープンにはなっていませんでした。

ディフェンス。
まさかNOをノータッチダウンに抑えるとは思いませんでした。1stタックルの確実性という面ではイマイチかもしれませんが、とにかく集散が速かったです。2列目と3列目がこれだけやれたのは大きな収穫でしょう。
最大の驚きはFreddy Keiaho。自分よりはるかに大きいブロッカーのJon Stichcombに押されないどころか逆に押し返してReggie Bushを仕留めたのには痺れました。INTも奪い、それ以外にもいいカバーを見せ、フィジカルのタフさも見せた。本当に今期どれだけやれるか楽しみです。
他にはMarlin Jacksonのランサポートもなかなか印象的。そしてBob Sandersもところどころでびっくりするような位置からつっこんでいました。
Bushは自滅しすぎた感もありますが(スクリーンで目の前の1stダウンを取りに行かないあたりはイマイチ好きになれません)、リバースやドロー、カットバックからも大きなゲインを許さなかったのは大きな収穫です。
パスはチェックダウンは通されていますが、ミドルのパスについてはきっちり止めました。チェックダウンについても捕られた後の対処が速かったため5y程度で止めることが多く、3rdアンドロングが出来れば安心して見ていられました。NOの落球がやや多いのに助けられた面もありますが、落球一つでドライブを切れたのはディフェンスの手柄でしょう。
DLも安定してプレッシャーをかけていたと思います。Dwight Freeneyは元気でしたし、Ed Johnsonもなかなかの強さを見せると共にスクリーンについていく機動力も見せました。

スペシャルチーム。
最初に大きなパントリターンを食らい、その後キックオフでスクイブキックを蹴った時は、またかと思いました。その後はいいカバーを見せていましたが、やはり不安は残ります。蹴る方についてはVinatieriのキックオフも含めてなかなか安定してました。
T.J. Rushingのリターンは一回弱気すぎるフェアキャッチがあった気もしますが、それなりに安定していたようです。

昨シーズンから色々変わっていますが、それがほとんどいい方向で回った試合でした。とにかくシーズン初戦を期待が膨らむ勝利で飾ってくれたのがとても嬉しいです。
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by captain_harbaugh | 2007-09-07 23:33 | Game Summary
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