2007 Week4 Denver@Indianapolis
試合としては、



決定力の差で流れを引き寄せた試合と思います。もちろん私もランがさぱーり止まらずに10-0になった時点ではかなりやばいと思っていたのですが、最初のドライブのCutlerのワイドオープンのBrandon MarshallへのオーバースローとフリーのBrandon Stokley見逃しで3点でストールしていたので、「粘って守れば十分DEN O#を止めるチャンスはある」という感覚がありました。
そしてしっかりとTDを決め10-7に点差をつめ、「3点以内に抑えればTD一つで追いつける」という気持ちになりましたし、やられ放題は続いたとはいえ次のドライブを実際3点で止めたわけです。その次にTDまで持っていき(Dallas Clarkのキャッチは見事というしかない)逆転成功したところで、「うん、行ける」と思えました。
10点差ビハインドにもまったくあわてず、とにかく試合をしっかりコントロールしており、チームとしての凄みが増していると感じることができた試合です。

ディフェンス:
DENのランは非常にうまくプレイサイドの反対側のディフェンダーを浮かせていました。そして浮かせたディフェンダーが間に合う前に縦に突破されてしまっていました。集散は速いながら一対一が弱いIND D#に対し、WRのブロックも含めて的確に一対一でコントロールされました。機動力もあわせもつDENの選手に確実なブロックをされ、人数比でも負けてはそうはランは止まりません。しかもTravis Henryはタックルにも強いので、スピードに乗られて一対一になった場合はなかなか止められません。
で、対策としては内にDLを寄せて、浮かせられる相手(DEたち)が逆にLBを取りに行くはずのOLを妨害するという手を取りました。このアジャストが効いて後半はそれほどは走られませんでしたが、それでも速いタイミングのプレイで集まる前に一対一で突破されることが結構ありました。また、内に絞り気味のDEの外に行くランもそこそこ出ていました。
ちなみにこのDLの浮かせ方は昨年のJAX戦を思い出します。この速いランプレイをやられた上でパスを通し、またラッシュしてきたら浮かせて速いランを出すのがIND守備を破るためのブループリントかな、、、まあ下手に機動力がない選手が混じったりランナーにスピードが乏しければ、ペネトレイトしてボールキャリアに絡むことで時間を稼ぎ、その間に集まって止めるのがIND ランD#なのではありますが。Freddy Keiahoなんかは、結構いい形でブロックはずしてタックルに行くプレイがありました。
パスについてはCutlerのパスが不安定というのもありますが、きちんと止めました。Marlin JacksonのINTはCutlerが不用意なパスを投げていますが、スラントに対してフィジカル勝ちして前に出さなかったのが効いています。
ただ、どちらかといえばCutlerに助けられてのことで、速いランアタックを持っててさらに精度の高いQBを持ってるような相手には苦戦するでしょう。まあそういう相手にはシュートアウトを挑むしかないか。

オフェンス:
DEN守備はかなりDTのところを空け、ブリッツのような体型を見せてくることが多かったです。この空いたDTのところに本来DEのJarvis Mossのような選手をやや離れて立たせておき、スペースを多めにあけてOLをぶち抜くという戦術。半ばNTのいない3-4という感じ。そして両サイドからはスピード派DEのElvis DumervilとSimeon Riceがパスラッシュをかけてきました。しかもSは下がりすぎってくらい下がってました。、、、あれ?
はい、当然ランで行かさせていただきます、Joseph AddaiやKenton Keithに持たせますよ、というのがこの試合でランが出た流れですね。DENは軽量フロントをラインナップさせてきただけにTEでDEをブロックすることもできてました。4メンラッシュをかけるのとカバーを両立するためなのでしょうけど、いくらなんでもINDよりはるかに軽い軽量フロントはやりすぎでしょう。
もちろん逆にスピード負けしなかったOLは素晴らしいと言えます。Tony Ugohのダウンフィールドブロック、真ん中からLBを取りにいくブロックがよく効いていました。そしてAddaiやKeith自身もNate WebsterやD.J.Williamsのミスタックルを誘発してました。また、ある意味Marvin Harrisonが下がってDallas Clarkに代わったことも効き、ブロック力が強化されてランが止まらない流れになりました。
あとは、ところどころのパスをきっちり決めたこと。最初にも書きましたが、Dallas Clarkのキャッチは見事というしかなく、このTDパスを決めたことでこの試合のペースを完全につかんだと思います。あれだけ引いているDENに対し、ブリッツが入る場面だけはしっかりオーディブルしてマンカバーのミスマッチ相手に通していたのは素晴らしいです。
DL対OLという意味ではElvis Dumervil対Ryan Diemはパスプロ面ではかなりやられてましたが、真ん中から突っ込んでくるMossには十分対処できていました。
対カバーという意味ではChamp Baileyのいるところにはほとんど投げませんでした。Dre Blyのところにもほとんど投げず。素直にひたすらミスマッチを狙うような攻めでした。

スペシャルチーム:
DENのリターンチームがそれほどよくないのに助けられたのもありますが、カバーチームはよくやってくれました。T.J.Rushingのリターンもよく、久しぶりにフィールドポジション争いでも勝つことが出来ました。この調子でいってくれるといいのですが。

怪我人について。
Rob Morrisは靭帯を切ってしまって手術することになりました。残念ですが、間違いなくシーズンエンドです。
Marvin Harrisonは首脳陣は行けると考えてたらしいですが、メディカルスタッフに止められて途中で引っ込む形になりました。症状としては膝打撲と発表されており、それならそんなに重くはないはずですが膝だけに変な怪我じゃないことを祈ります。
Bob Sandersも後半は引っ込んでました。肋骨打撲ということでそんなに重くはない気がするんですが、Bobだけに無理はさせないでほしいところ。
Joseph Addaiは怪我人の中ではもっとも軽傷でしょう。サイドラインに立つ姿もいざとなれば出るくらいの余裕がありましたし、無理をさせなかっただけと思います。
とにかく一気に怪我が増えたのは懸念材料ですが、次のTB戦は最悪負けても無理をさせるべきではないでしょうし、そういった計算をするでしょう。Bye明けのハードスケジュールに向け、しっかり態勢を整えて欲しいです。
[PR]
by captain_harbaugh | 2007-10-02 23:54 | Game Summary
<< 怪我人がいっぱい メモ - 2007 Week4... >>