人気ブログランキング | 話題のタグを見る
シーズンここまでを振り返る:オフェンス編
今回はコーチ陣をフィーチャーしつつ振り返ってみます。

Head Coach:Tony Dungy
このチームをこれだけ集中した状態でシーズンインさせてくれたというだけでも素晴らしい仕事と言えるでしょう。Tarik Glennが引退した時はチーム全体が燃え尽きていないか少し心配しましたが、浮つかず、相手をなめることもなく、それでいて静かな自信をもって勝ちをしっかり目指して試合をしてくれています。負けても必要以上に塞がず、勝っても必要以上に浮かれず、というDungyの精神がチーム全体に浸透していると感じます。

OC:Tom Moore
タレントを活かすプレイの作りこみは相変わらず見事。プレイコール面での存在感がやや薄かろうが、存在価値は揺るぎません。

OLコーチ:Howard Mudd
相変わらずいい仕事をしていて、Tarik Glennの穴を見事に埋めました。もちろんTony Ugohのタレントがあったとも思いますが、Ugohのプレイ振り自体試合毎に安定感を増しているように見えます。
TEN戦で左側を少し崩された以外は非常にいい出来で、INDオフェンスの安定感の源はここにあると感じます。

RBコーチ:Gene Huey
IND最古参のRBコーチはしっかりとJoseph Addaiを成長させてきてくれました。今年のAddaiはさらに安定感を増しており、ロスするシーンをほとんど見かけません。ビジョンと活かし、大きく動かずに強さも活かしてヌルッと交わして行きます。
Hueyはドラ1の選手はスーパースターにしてきましたが、それなりの選手も仕事人に育ててきたコーチなのでKenton KeithとClifton DawsonもDominic RhodesやZack Crockettのようないい選手に育てて欲しいです。

WRコーチ:Clyde Chirstensen
TB戦で急遽ワイドアウトに入ったGonzalezは土曜まで一度もワイドアウトで練習をしなかったのに今までで一番活躍してるのを見ると「コーチングって何?」と少し思わなくもありません(爆)。
ただMarvin HarrisonとReggie Wayneを見ていると、本当に細かいところが行き届いていると感じますので、Anthony Gonzalezは今はシンプルなところに集中してもらうにしても、将来的にはそういったところのしっかりしたレシーバーになってほしいもの。

TEコーチ:Ricky Thomas
Ben Utechtは安定感がありますし、Bryan Fletcherも忘れたころに活躍する。Dallas Clarkもあわせて、ブロックはそれなりながらレシービングのいいTEを育ててきてます。
Dallas ClarkはひょっとしたらClyde Christensenの担当かもしれませんが(爆)。ClarkはAntonio GatesとKellen Winslowがいなければ今年はプロボウルなんだろうけど、、、

QBコーチ:Jim Caldwell
ある意味存在感の薄いINDのQBコーチ(爆)。まあPeyton Manningは職業:フットボール・趣味:フットボールの人なのでさほど心配していませんでしたが、燃え尽きる様子はカケラもありません(笑)。ディテールを詰めるのを一緒にこなしてもらいましょう。控えを見る機会はまったくありませんが、来年に備えてJosh Bettsがモノになっていると助かるので鍛えておいて欲しいです。
by captain_harbaugh | 2007-10-14 23:23 | Colts News
<< シーズンここまでを振り返る:デ... 感想 - 2007 Week5... >>