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Preview - 2007 Week10 Indianapolis@San Diego
NEに敗れたとはいえ、シーズンはまだまだ続きます。ここからしっかり立て直していくことが大事であって、このSD戦はかなり重要な試合と考えます。

SDは予想ほど星が伸びていません。コーチ陣の変化の影響が大きいとは思うのですが、オフェンスの堅実性、ディフェンスのフロント7の破壊力、共に昨年から減退しているようです。

INDディフェンス対SDオフェンス。
トレードでChris Chambersが加入しましたが、この人は落球がやや多いという印象があります。とはいえ、ディープ一発を許さないようにする必要はあるでしょう。幸い3WRはあまりなさそうなのでTim Jenningsの出番は少ないでしょうが、GatesをLBでカバーできなくなるとMarlin Jacksonをニッケルに入れてJenningsがChambersにマッチアップすることになります。Randy Moss相手よりは遥かにくみしやすいはずですし、そういった展開になってもJenningsがステップアップして抑えてくれると幸せなんですが、、、
一方ドライブを切るという意味ではLTとAntonio Gatesを止めるのがすべてといっていいでしょう。ただGatesは今年相手してきたTEとは一線を画す超一級TEです。Freddy KeiahoやTyjuan Haglerも出場できるかわかりませんし、そもそもサイズ差が非常に大きい相手なのでコントロールするのは至難の業です。Gates相手にニッケルを入れなければパスカバーできない、ということになれば、ランを出されるでしょうし前述の通りサイズ差を狙われるような展開も増えそうです。LTはスピードがありますし、集散が間に合わない場合のパスレシーブからのRACも脅威です。
ただ、NE戦で見せたディフェンスは本当に印象的でした。あれがアウェイでも再現できるようなら、SDオフェンスも止まります。ゾーンを崩さずPhillip Riversに4メンラッシュがかかれば、ターンオーバーを奪う機会も出てきてモメンタムを持ってこられるでしょう。

INDオフェンス対SDディフェンス。
結局怪我人はあまり戻ってこられず、Marvin HarrisonもAnthony Gonzalezもアウト。Tony Ugohも限定的な練習しかしていないので、出られるかどうかわかりません。Tony Ugohには是非レギュラーシーズン中に3-4相手の経験を積んでもらいたかったのですが、、、
開幕時はSDディフェンスのフロント7はNFL最強と考えていたのですが、SDが負けた4試合ではすべて30失点しています。個人的にはオフェンスの不調よりこちらが意外です。ディープのある相手を苦手としているだけかと思いきや、先週はMIN相手に378y走られて負けてしまいました。
正直DL3人が健在であればこのような展開はありえないと考えてました。DC Wade Phillipsが抜けたこと、カバー2系のLBコーチを入れたこと、Randall Godfreyのようなリーダー格のILBが抜けたことの相乗効果でしょうか。これなら先週鮮烈な印象を残したJoseph Addaiのランに期待できるかもしれません。
ただ、SDディフェンスはやはりパスラッシュがかからないときのディープが最大の弱点と考えていいとは思います。あくまでそれを出した上でなら、ランが出る展開に持っていけるでしょう。ただ先発はReggie WayneとAaron Mooreheadですから、
Harrisonがいないのでディープの脅威が減る->WRを一方マンカバーで抑えられ、SがDallas Clarkのマークに専念できて抑えられる->カバーがきつくなり、3-4からの柔軟性の高いパスラッシュをさばききれなくなる
というNE戦の再現は避けたいところです。

バイ明けの地獄スケジュールもここを抜ければ一息つけます。とにかく先週の負けから集中力を取り戻すことが重要です。できれば先週いまいちだったオフェンスにスクリメージ戦で勝ってもらいたいです。
by captain_harbaugh | 2007-11-11 21:54 | Preview
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