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2008年ドラフト3巡 - Philip Wheeler - LB
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大学:Georgia Tech
身長:6-1 7/8 (188cm)
体重:248ポンド(112kg)
生年月日:1984年12月12日(23歳)


コンバイン成績:
40y: 4.76秒
20y: 2.71秒
10y: 1.56秒
225ポンドベンチ: 24回
垂直跳び: 31インチ
幅跳び: 9フィート10インチ
20yシャトル: 4.29秒
3コーンドリル: 7.11秒

プロデイ成績:
40y: 4.66秒
20y: 2.65秒
10y: 1.55秒
225ポンドベンチ: 24回
垂直跳び: 36.5インチ
幅跳び: 10フィート2インチ
20yシャトル: 4.36秒
3コーンドリル: 7.11秒

SIのハイライトビデオ
Rivalsのビデオ

カレッジ時代は2年目からスターターになり38試合先発、通算248タックル+19サックを記録しています。3年時、4年時は2年連続でオールACC2ndチーム選出されました。元々DEだったのが2年時にOLB, 3年時にMLBにコンバートされています。

非常に運動能力が高い選手と評価されています。最大の売りはパスラッシュ力で、先発試合の半分というかなりの数のサックを記録しています。また、動きも速くサイドラインからサイドラインで守れるとも言われています。ハイライトだとやたらQBサックシーンが目立つのですがw、相手に襲い掛かるところは速く見えます。タックラーとしても信頼できるレベルのようです。
欠点としてはやや腰が固く、方向転換能力にかけるところがあるようです。そのためマンカバーなどは苦手なようです。もっともゾーンカバーのときは悪くないカバーをするそうです。ただキャッチ力は若干怪しいとか。
体重の割にはサイズが小さいという言われていたので「なんで?」と思いましたが、確かにビデオを見ると結構細身に見えます。のっぽというわけでもないので、いい方に考えれば体脂肪がかなり少な目の締まった体格、ということになるでしょうか。

「彼は複数のLBのポジションをプレイできると考えている。大学時代彼はそれをこなしていたし、40yを4.7で走る。我々がLBに求めるものを満たしているね。大学時代は彼はブリッツ重視という我々とはまったく違うスタイルでプレイしていたが、我々は彼がうちのディフェンスに適応できることに自信を持ってるよ。」
とPolian。

「彼は凄いアスリートだ。Calvin Johnsonに匹敵するね。彼のバランスは物凄いよ。」
とはGeorgia TechのチームメイトJoe Anoaiの言葉。

以下、Wheelerのインタビューから。
「僕は運動能力が高いと思ってる。フィールド上ではより、ね。僕はサイズの割には高く跳べるし、キャッチ力もある。毎プレイこの運動能力を活かしてプレイして、ボールに絡んでいきたい。」
「ただ、運動能力だけに頼ってプレイするわけじゃない。高校時代のコーチCharles Flowersはフイルムスタディの重要性を教えてくれた。大学時代もDCのJon Tenutaから守備について多くのことを学ぶことが出来た。彼からオフェンスをどう壊すか、どうディフェンスを動かしていくかを学ぶことが出来た。オフェンスを攻撃するいろんな方法を考えるのは楽しかったね。」
「一巡か二巡で指名されたらカウンタックを買おうと思ってたんだけどね(笑)。これからコルツの一員としてよく働いて手に入れることにするよ。」

様々なドラフトサイトを見ても、とにかく運動能力が第一に評価される選手ですが、それ一辺倒というわけではないようです。ただ、かなり攻撃的なプレイを好む選手らしいので、我慢を強いられるカバー2に適応できるかが勝負でしょう。順調に行けば来年、おそらくTyjuan Haglerが抜ける後のSLB候補となるでしょう。
by captain_harbaugh | 2008-05-14 00:43 | Colts Draftee
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