感想 - 2008 Week2 Indianapolis@Minnesota
Tony Dungyはこの試合を



Indyに来て、もっとも勝ってうれしかった試合の一つ、と言っていました。

ランは出ない、ランは出される、ターンオーバーバトルでもスペシャルチームでも負けという試合でしたが、ディフェンスが粘って試合の形にした上でオフェンスのビッグプレイ能力と決定力で差し切りました。最後の20分はかなり脳汁出ましたw。

オフェンス。
希望点としてOLのアサイメント徹底と精度向上を上げましたが、特に前者はダメダメでライン破綻継続中。プルしたブロッカーがAddaiの後ろを走ってくとか、パスプロ時に浮いた人間が隣のフォローに行くのが遅れるとか、ブリッツへの反応が思いっきり遅れるとか、読み・準備の面でも負けることが多かったように見えます。もちろん単純な一対一でもかなり負けており、唯一の経験豊富なベテランRyan Diemまでランブロック時にDEをかすりもしないで豪快に漏らしてロスタックル食らうとか、Ugohが怪我してLTに入ったCharlie JohnsonがJared Allenにやられまくるとか、個々のプレイでも大いに不安だったりします。
パス精度についてはPeyton Manningも序盤はかなりターンボールが多かったように見えます。プレイコール的にも序盤は冴えがなく、パスプロ破綻もあるとはいえ、MINが奥はSに任せてカムバックなどの手前のパターンのケアに専念してるところにそのままショートパスを投げるのを繰り返していたと思います。CB Antoine Winfieldに最初にINTされたときもWinfieldはずっとManningを見ていましたし、カムバックパターンでWRより手前にいるWinfieldがHarrisonからさほど離れずManningをしっかり見てるのだから投げてはいけなかったパスでしょう。ただこれをやられるのはパスプロ破綻以外にもHarrisonのディープの脅威がかなり落ちている、ということなんだろうなあ、、、そんな序盤の中でも、おそらくSのヘルプが少なかったとはいえAnthony Gonzalezはコンスタントにキャッチを続けてくれたと思います。
Manningは後半WR陣に「フェイクとかそういうのはやる時間がないから、とにかく奥に全速で行ってくれ」と指示を出したようですが、基本的にはこれが当たったと思います。普段は3.5秒プロテクトが持つことを前提とするけど、もう2秒しか持たないと考えるようにした、とのことです。3プレイでTDを取ったドライブのReggie Wayneへの32yTDパス、最後のドライブでのWayneへの20yパス、そしてこの試合最大のビッグプレイ、Gonzalezへの58y+Wayneへのバックトスのプレイは皆とにかくWR陣が全速で縦・ポストに走り、空いたレシーバーに通したものでした。ちなみにGonzalez曰く、
「あのプレイは自分のフットボール人生で一番馬鹿なプレイ」
とのことです。ある意味それは真で、ターンオーバーになっていたら完全に試合は終わっていたでしょう。ただあの状況ではTDを取らなければモメンタムは持って来れなかったし、そこまでの圧倒的な不利な状況を考えても何かを変えなければならなかったのは確かです。間違いなく試合の流れを変えたプレイですし、調子に乗ってたら不安でしたがw、こう言ってくれてるならOKと思います。

ディフェンス。
こちらはビッグプレイを許さない粘りとターンオーバーを奪うことを期待していましたが、粘りの面ではよくやってくれたと思います。最初のランで29y走られた時は本当にどうなるかと思いましたが(爆)。
Bob Sandersを二列目、場合によってはスクリメージラインに置くようなエイトメンフロントをかなり多用したにも関わらずAdrian Petersonに160yは走られすぎではありますが、なまじ中央に人を集めた分ところどころでビッグゲインを許すのはADの個人能力を考えると致し方ない面もあるかと思います。
それでもエイトメンフロントを繰り返すことでノーゲインのプレイも増やしました。DLは押されていましたが、元々押されないことを特徴とするラインではないですし、MINのラン成功率を抑えるという面では結構健闘したのではないかと思います。Tarvarlis Jacksonの安定感がなかったこともあり、それを3rdダウンに結びつけ、なんとかドライブを切りました。3rdダウン2/13は素晴らしいと言えるでしょう。まあ、MINが3rdダウンで片っ端からパスを選択したのには、INDに慣れてないなあ、とも思いましたが(爆)。3rdダウン13回中パスが12回でしたが、IND慣れしてる相手ならもっとドローを多用したり、デザインされた形でTarvarlis Jacksonを走らせたんじゃないかと(爆)。
パスディフェンスは相手の精度が低かったり落球が多かったのも手伝ったとはいえ、なれないカバーも強いられる中でよく守った方と思います。特にKelvin Haydenがマンカバーで何度もパスカットをしていたのは印象的でした。INTは奪えなかったですが、そこまで不用意なパスやディープはなかったので仕方ないか。Bob Sandersを上げまくっていたので、もう少し一か八かでもディープを投げさせるかと思ったんですが、それをしなかったのはやはりTarvarlis Jacksonへの信頼感がなく、その一回をしくじると途端にドライブがストールする、あるいはINT食らう、とMIN首脳陣が考えたんじゃないかと思います。

スペシャルチーム。
リターナーデビューのJustin ForsettはPRではいいリターンもありましたが(Darrell Reidのアホな反則で帳消しになりましたが)、KRやらせるにはスピードが足りなそうに見えました。もうちょいスピードありそうなPierre Garconにでもやらせたほうがいいんじゃないかなあ、と思いました。Vinatieri先生は30yを外しつつもおいしいところはきちんと決めるあたりはさすがですw。
カバーチームはところどころいいリターンを許していますが、TDまでは持っていかれてないしIND的にはこれくらいで満足すべきなんでしょうか、、、

OLは相変わらずですし、エイトメンでも結構ゲインを許すラン守備を見ても不安要素がなくなったわけでもないのですが、Manningがディープを何本か見せられたというのは大きいですし、シーズンを2連敗で始めるのと1勝1敗で始めるのとでは大違いです。とりあえず素直にこの逆転劇を喜んでおくことにしますw。
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by captain_harbaugh | 2008-09-17 04:21 | Game Summary
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