感想 - 2008 Wildcard Round Indianapolis@San Diego
個人的に思うことは



3rdアンド1や2で
「ランをやると更新できないだろうなあ」
と反射的にファンが思うチームでプレイオフを勝つのは難しい、ということ。

しかしScifresは化け物。

オフェンス。
ランはほぼ完封されました。前半終了間際の取らせてもらったランを除くと、AddaiとRhodesで17回38y。平均2yちょい、しかも要所はほとんどノーゲインだった気がします。フィールドポジションがきつくランを出したい場面が多かったのに、これはきついです。Jeff SaturdayをJamal Williamsに消され、他にも一対一で勝てる人材がほとんどいない状況だったためほとんど狙った穴を開けられていませんでした。ダブルチームを使っても、一方が外して次を取りに行った瞬間に残った方が押し込まれるのであっという間に穴が閉じるという。
得点が17点だったのはきついフィールドポジションが多かったのを考えると仕方ない面もありますが、それでも3rdアンド2をクリアすれば勝ちと言うところまで行きながら更新しそこなったのはオフェンスの責任と言えるでしょうし、後半のターンオーバー後のドライブをきっちりモノにして試合を決められなかったのもオフェンスの責任です。GonzalezやWayneにいくつか落球がありましたが、これが地味に効きましたし、兄者もかなり危なっかしいパスが数本ありました。
そして結局苦しいフィールドポジションのドライブではほとんどダウン更新できませんでした。これはランを出せない影響が大きいですが、Manningがちと粘りきれなかった面もあり。まああのフィールドポジションで粘れないのは仕方ないといえば仕方ないですが。
3rdアンド2のところですが、まずその前の2ndアンド4のランでJamal Williamsをきっちり処理できない辺りが問題(Jeff Saturdayがこけた)。そして3rdアンド2でノーバックガン、まあランの状況から仕方ないとはいえ、Clarkがブロックに行ってるのはなんなのか。Addaiへの最速タイミングには邪魔になるようにしか見えないですが。そしてGijon Robinsonはまたスタートが遅くてブリッツを取り逃がしました。
あと見返して少し気になったのは後半最初のドライブ、Reggie WayneとJoseph Addaiが続けてRACであまり粘らずあっさり外に出たところ。特にAddaiのは前に突っ込めば更新できたと思うし、そこで更新できてれば続くギャンブル失敗もなかったことを思うと大きかったと言えます。3rdアンド1もJamal Williamsが来てたのでカットしましたが、ここはダイブくらい見せて欲しかったかも。まあうまくいかなかったから結果論で言ってる部分もありますし、アオテン食らったSaturdayが一番問題でもあるんですが。

しかしScifresは化け物。

ディフェンス。
Dwight FreeneyとRobert Mathisのプレッシャーはよくかかり、昨年の轍は踏みませんでした。で、4メンラッシュでもプレッシャーがかけられていたので、基本それで守ってたわけですが、、、じゃあなんでアンダーニースに逃げられた時の寄せが遅いのか、というのは気になりました。WRにほとんど投げられていなかったところを見るとディープ寄りに意識を置いてカバーしてたということでしょうし、Tampa2的に3ディープにしていたところで真ん中ミドルに走りこんできたレシーバー(主にAntonio Gates)が何度か空いてました。その分ディープは通させなかったともいえますし、プレッシャーも結構かけてましたからやるだけはやったと言えるでしょうか。それでもOTの3rdアンド11、Sprolesをノーマークにしたのはそれまでの傾向からもいかがなものかと思いますが。
ラン守備面ではSprolesには結構ゲインされていますが、これくらいはまあ予想通りです。一対一では押し込まれるのですから、ペネトレイトが当たらなければいいゲインを食らうのはある程度折込済みです。それでも随所でチャンスはあったし、そこで実際何本かは切ったし、ターンオーバーも2つ奪った。個人的に今日一番仕事をしたのはディフェンス、特にDwight FreeneyとRobert Mathisと思います。
あとTim Jenningsの反則はホンマどうにかならんですかね。Darren Sprolesへの値千金のファンブルフォースや3rdダウンでのパスカットなんかもあったしいいところも多かったんですが、最後のドライブのあまりに致命的な反則はちょっとGB戦を思い出しました。

しかしScifresは化け物。

スペシャルチーム。
リターンチームの思い切りの悪さは気になりましたね。こう真っ直ぐ返せ、と何度言いたくなったかw。そしてHunterもいくつかミスパントがありました。いいパントもあったんですが、カバーチームがまったく間に合っていないのはハングタイムの差なのか、カバーチームの足の遅さの差か。まあ両方でしょうけど。

まあ、シーズンの出来からしてここまでといえばここまでの力だったということでしょう。ここで突きつけられた弱点ではなく、シーズン中恒常的だった問題が基本的にそのまま出たという内容だったと思いますし。
それでもヤーデージで上回ってた訳ですし、ターンオーバーバトルにも勝っていたのだから勝てた試合だったとも思いますが、結局ランを出せずランを止められないチームというのは試合をコントロールできない、ということなのでしょう。そして攻守だけではなくスペシャルチームを含めてチームというのを改めて認識させられた試合でした。

しかしScifresは化け物。
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by captain_harbaugh | 2009-01-04 19:31 | Game Summary
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