<   2009年 03月 ( 3 )   > この月の画像一覧
ポジション現状・ディフェンス編
続いてディフェンスの現状。括弧内は契約最終年。

#INDでドラフト選手の契約内容を見ると、最近ドラフト下位の選手も4年契約になっているのですが、これは最終年が選手側から破棄可能になっている可能性が高いです。おそらくサインボーナス引き延ばしによるキャップ削減策でしょう。

DT: Antonio Johnson(2009:RFA), Keyunta Dawson(2010), Eric Foster(2010:RFA), Daniel Muir(2010:RFA)
離脱:Darrell Reid
小型化DTで4メンラッシュ、というのを基本線に置いているチームが昨年はサックゼロという状況。結局DTがブロッカーを支えてその分FreeneyとMathisにラッシュさせるというディフェンスにならざるを得ませんでした。その意味で昨シーズンのAntonio Johnsonの加入は助かりました。Johnsonは少なくとも一対一では簡単に押されませんし、幅もあります。DawsonやFosterは時々いい動きを見せることもありますが、物足りない面も多いです。Reidの離脱でデプスも薄くなっていますし、ラッシュ力が物足りないのは間違いないですから、できれば一対一では押し負けずにパスラッシュもかけられるような選手を補強したいところです。ドラフト上位を使うべきでしょう。

DE: Dwight Freeney(2012), Robert Mathis(2010), Raheem Brock(2010), Marcus Howard(2011), Curtis Johnson(2010:RFA)
離脱:Josh Thomas
Indyのパスラッシュ力の源であり全て。先ほどDTのサックがゼロと書きましたが、それ以外のポジションのサックもゼロ。つまり2008シーズンのINDはすべてのサックをこの5人で上げています。基本的にパスラッシュに専念してもらっていますが、この実績を考えればほぼ文句なし。FreeneyとMathisの一方だけでも怪我したりしてしまうと極端にパスラッシュ力が低下しますが、基本的にストロングポジションですし、昨年もHowardを指名していますから補強優先度は低いです。

LB: Gary Brackett(2009), Clint Session(2010), Phillip Wheeler(2011), Buster Davis(2009:RFA), Jordan Senn(2010:RFA)
加入:Rufus Alexander(2009), Michael Okwo(2009)
離脱:Freddy Keiaho, Tyjuan Hagler
昨年の先発と第一の控えが離脱し、その穴をストリートFAで埋めているという現状です。これまでは選手が流出するたびに中位・下位指名の選手をMike Murphyが叩き上げてきましたし、Wheelerがステップアップしてくれることは期待しますが、それを計算に含めても補強が必要です。UFAのHaglerはともかく、RFAのKeiahoまで手放した意図はやはりわかりません、、、ドラフトでは初日の指名も十分ありえるでしょう。

CB: Kelvin Hayden(2013), Marlin Jackson(2009), Tim Jennings(2009), Dante Hughes(2010), T.J.Rushing(2009)
離脱:Keiwan Ratliff
Haydenとの再契約には成功したものの、Marlin Jacksonの怪我の影響とJennings/Hughesの伸び悩みで層が薄いポジションとなっています。Marlin JacksonはPUPスタートと予想されていますし、いつ復帰できるかはまだなんとも言えません。Jenningsは致命的な反則が多すぎ、Hughesはスピード・フィジカル共に目立たないためかRatliffにポジション争いで敗れました。そのRatliffはUFAで離脱していますが、まだどことも契約していないですし、ベテランミニマムで連れ戻すというのは有力なオプションでしょう。何気にCBには連続して上位指名を使っていたのですが、昨年は指名していませんし、JacksonとJenningsの契約が来シーズンまでということを考えると上位指名も十分あり得ます。

S: Bob Sanders(2012), Antoine Bethea(2009), Melvin Bullitt(2009:RFA), Jamie Silva(2010:RFA)
加入:Brannon Conderen
Bob Sandersは来シーズンもPUPスタートと言われています。すっかりオフの手術が恒例化していますね。。それはさておき、デプスまで含めて昨シーズンの陣容をキープできています。Betheaは時折パスートミスがあるものの守備範囲を活かした砦役はこなしてくれてますし、ラッキーボーイBullittがデプスを構成する陣容には大筋不満はありません。優先度は低いです。

ST: Adam Vinatieri(2010), Justin Snow(2012)
離脱:Hunter Smith
パンターの確保は必須です。ドラフトで指名するのか、ルーキーFA/ストリートFAでよしとするかが焦点です。今年のドラフトにはさほど大物のパンターはいないようですが、6・7巡くらいを使うのはあり得るでしょう。
[PR]
by captain_harbaugh | 2009-03-22 16:34 | Colts News
ポジション現状:オフェンス編
昨年バックアップを務めた、LB Buster Davis, RB Lance Ball, OT Dan Federkielの3人と再契約したようです。3人とも昨年控えでちょこちょこ怪我人の穴埋めをしたデプス要員ですね。

というところで、選手の離脱状況を踏まえて大雑把にポジション別の現状を整理。まずオフェンスから。

QB: Peyton Manning(2010), Jim Sorgi(2010)
兄者は2008シーズンは怪我で出遅れるもシーズン中盤には見事復活、オフェンスを牽引しました。年20Mのサラリーはキャップに厳しいですが、それに見合うだけの価値を見せ続けています。Sorgiも粛々とバックアップをつとめており、補強を要するポジションではありません。

RB: Joseph Addai(2010), Chad Simpson(2010), Mike Hart(2011), Clifton Dawson(2009), Lance Ball(2009)
離脱:Dominic Rhodes
Dominic Rhodesはまだ次の行き先が決まっていませんし、戻ってくることも十分ありえるかと思います。Addaiは非常に怪我が多くなってきており、バックアップもある程度の充実は必要です。Chad Simpsonは個人的にはスピードをまずまず評価しています。Hartは怪我の内容が内容ですから戻ってこれるかわかりません。補強の必要が無いとは言わないけど、大物は必要なし。Rhodesと安く再契約するか、Rhodesの行き先が決まっていない状態でドラフトに臨めれば気楽な立場で対処できるでしょう。

WR: Reggie Wayne(2011), Anthony Gonzalez(2011), Roy Hall(2010), Pierre Garcon(2011)
離脱:Marvin Harrison
エースのWayne, 二番手Gonzalezまではいいとして、Roy HallやPierre Garconにスロットを任せられるかはかなり微妙です。まあDallas Clarkがスロットに入ることも多いし、上位で指名する必要まではないでしょうけど、デプス強化はしたいです。Terrence WilkinsやTroy Waltersのような小さくても速い系の選手を中位~下位で拾いたいです。

TE: Dallas Clark(2013), Tom Santi(2011), Jacob Tamme(2011), Gijon Robinson(2010)
離脱はなく、昨年と同じ体制で来シーズンに臨めます。エース級が一人に二年目の成長を期待できる若手二人、+昨年のスターターという構成で補強の必要はなさそうです。昨年スターターをしていたGijon Robinsonは重要なところでのスタートミスが目に付いたので個人的には印象がよくありません。Tom SantiとJacob Tammeには伸びてきて欲しいところ。特にシーズン序盤の試合で確実なレシーブを見せていたSantiには期待しています。

OT: Ryan Diem(2011), Tony Ugoh(2010), Dan Federkiel(2009), Michael Toudouze(2009)
Diemは特にスピードのある選手を相手した時は結構スコッと取り逃がします。一度捉えれば結構安定してるのですが。Ugohは逆に動きはいいのにブロックの粘りが無いのでセカンドムーブで外されることがちょこちょこ。Dan FederkielとMichael Toudouzeはあくまで控え級。離脱者もいませんし、数も足りてはいますが、デプスは薄いしストロングポジションではないです。余裕があるなら補強したいです。

OG: Charlie Johnson(2009), Ryan Lilja(2012), Mike Pollak(2011), Steve Justice(2011)
昨シーズンはLiljaの離脱で計算が狂ったポジション。Liljaは昨年3度の右ひざ手術をしていますが、そこからどれだけ復活してくれるかが鍵。復活してくれれば機動力と連携力は信頼できるレベル。Charlie Johnsonはまずまず頑張ってくれました。C以外どこでもやってくれたので、怪我続出の中助かったのは間違いないです。Mike Pollakは可も無く不可も無くといった印象ですが、13試合先発したのは大きな財産で、終盤ほどよくなっていたのは確かです。SD戦でPollakがいなかったのは地味に痛かったか。Liljaが無事復帰すれば数は足ります。決してストロングポジションではないですが、二年目の若手が二人いますし、優先度は低いでしょう。

C: Jeff Saturday(2011), Jamey Richard(2011)
Saturday残留に成功し、それなりに実績を積んだRichardがバックアップをつとめます。いざとなればSteve Justiceもバックアップ可能。Pollakも含めれば昨年3人獲得してますし、さすがに今年補強することはないでしょう。

デプスと年齢構成的に、オフェンスの中ではWRとOTが優先すべきポジションでしょう。
[PR]
by captain_harbaugh | 2009-03-19 23:57 | Colts News
沈黙のFA
例年以上の沈黙のFA期間が過ぎていっています。キャップの空きは5Mほどと言われているので、高額FAに手を出す余裕がないのはわかりますが、ストリートFAさえ獲りに行く気配がありません。TO獲得のようなウルトラCは期待してませんでしたが、デプス固めすらする様子がありません。

IND発のFA組もDENに決まったDarrell Reidを除くと行き先が決まっていません。Freddy Keiaho, Tyjuan Hagler, Dominic Rhodesの三人には引き取り手がないようなら是非戻ってきて欲しいと思っているのですが、現時点ではINDが再契約に動いている様子はありません。KeiahoとHaglerは若いし悪い選手じゃないと思うんですが、どこにも決まらないところを見ると評価は低いのでしょう。Larry Coyerがゾーンを多用するつもりならTBからカットされたCato Juneも獲得の視野に入ってくるかもしれません。

現状については、Jim CaldwellはTony Dungyと同じように、
「各ポジションにはいい選手が揃っている。若手が成長してくれば十分戦える」
と語っています。しかし若手のかなりの成長を見込んだとしても、LBとWR辺りの控え層はかなり薄いと思います。

LB:
Gary Brackett(昨年先発)
Clint Session(昨年先発)
Phillip Wheeler(昨年ドラ3、スペシャルチームでプレイ)
Jordan Senn(昨年ルーキーFA, スペシャルチームでプレイ)
Buster Davis(ストリートFA)
Rufus Alexander(ストリートFA)

WR:
Reggie Wayne(昨年先発)
Anthony Gonzalez(昨年スロット)
Roy Hall(スペシャルチーマー)
Pierre Garcon(昨年ドラ6, 一時リターナー)

この2ポジションの補強は必須と思うのですが、Polianの腹としてはドラフトの結果を見てから、場合によってはストリートFAでデプスを埋めるくらいでOKという考えなのかもしれません。LBの控えやスロットWRならドラフト下位でも結構いい選手が獲れることがありますし。
あとドラフトで狙うとしたらパワー面・ラッシュ面共に物足りないDT、そしてSaturday引止めに成功してデプスは足りているとはいえOLもあるかもしれません。Caldwellは経歴的にはオフェンス畑のやや保守系なコーチですし、ランオフェンスの復活は優先課題として上げられていました。個人的には上位指名はDT/OLを優先した方がいいのではないかと思います。

ドラフト候補の面接も着々と行っているようです。最初に入ってきたのがUSCのQB Mark Sanchezをワークアウトするというニュースだったのには吹きましたがw、OT, LB, WRの選手もちょこちょこ呼んでいるようです。
[PR]
by captain_harbaugh | 2009-03-16 01:08 | Colts News