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2011年ドラフト3巡 - Drake Nevis - DT
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大学:LSU
身長:6-1(185cm)
体重:294ポンド(133kg)
生年月日:1989年5月8日(22歳)




○コンバイン成績
40y走: 5.06秒
ベンチプレス:31回
垂直とび: 30.5インチ(77cm)
立ち幅跳び:9フィート4インチ(284cm)
3コーンドリル:7.71秒
20yシャトル:4.65秒

○プロデイ成績
40y走: 4.92秒
3コーンドリル: 7.76秒

○大学時代成績:
2010年 13試合先発 56タックル、13ロスタックル、6サック、3ファンブルフォース、1ファンブルリカバー、1INT
2009年 13試合出場 50タックル、11ロスタックル、4サック 、1ファンブルリカバー
2008年 13試合出場(2先発) 16タックル、5.5ロスタックル、1ファンブルフォース、1ファンブルリカバー
2007年 8試合出場(3先発) 11タックル、2ロスタックル

○動画(DTの92番がNevis)
Drake Nevis: 2010 Week 6 @ Gators Highlights
Highlights Drake Nevis 2010

高校時代から評価の高かった選手です。大学時代は厚い層に阻まれてなかなか先発に定着できませんでしたが、2010シーズンに先発に定着すると大活躍を見せ、オールSECチーム、オールアメリカ2ndチームに選ばれました。SECではNick Fairly(1巡でDETが指名)に次ぐ破壊力を持ったDLと評価されていました。

巷のサイトによる評価を平均すると、概ね以下のとおり。
長所:
一歩目が速い。運動量が豊富で最後まで動き続ける。手の使い方がうまい。結構力強い。重心が低くバランスがいい。
短所:
NFLのDTとしてはサイズが小さい。ポイントオブアタックを支えるにはパワーが厳しい。

「彼はテープを見たら『こいつはコルトだ』とわかる選手だ。」
とBill Polian。
「彼はFiliのように6-4のサイズはないし、Filiほどのサックは記録しないと思うが、それ以外はわれわれの望むものすべてをもたらしてくれる。」
「選手を比べるのはあまり好きじゃないが、彼のプレイスタイルはAnthony McFarlandによく似ている。」

動画を見ると一歩目というかスタート後数歩が速く、相手をはたいて一人を交わしてQBにプレッシャーをかけています。真正面からの押し合いはさほど得意じゃなさそうですが、ずれができるとそこに腕を使いながら突っ込み低い重心で一気に突破するのが持ち味という感じ。各種サイトの評価通り、スタート後縦に突っ込んでなんぼという典型的ワンギャッパーに見えますし、いかにもカバー2の求めるDLという印象。
動画ではFloridaのMike Pouncey辺りも突破しており、突破力にかけては相当なものに見えます。まあハイライトであることは割り引く必要がありますし、最初の数歩+はたき込みで勝負を決めているのがほとんどで、ややワンパターンに見えるところもあります。OGのサイズが一回り大きくなり、相手の腕が長くなったときに、Nevisのはたきがどれだけ効くかが課題になるでしょう。
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by captain_harbaugh | 2011-05-16 23:10 | Colts Draftee
2011年ドラフト2巡 - Brn Ijalana - OT/OG
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大学:Villanova
身長:6-4(193cm)
体重:317ポンド(144kg)
生年月日:1989年8月6日(21歳)




○コンバイン成績
なし

○プロデイ成績
40y走: 5.25秒
垂直とび: 25.5インチ(65cm)
立ち幅跳び: 8フィート9インチ(267cm)
20yシャトル: 4.68秒
3コーンドリル: 7.76秒

○大学時代成績:
2010年 14試合先発
2009年 15試合先発
2008年 13試合先発
2007年 11試合先発

○動画(LTの71番がIlajana)
Ben Ijalana vs. Montana(2009年)

苗字の読み方は「アイジャラーナ」が一番近いです。両親はナイジェリア系。大学時代はDivI-AAで猛威を奮い、2009年と2010年にはオールアメリカに選ばれています。2010シーズン後はスポーツヘルニアの手術をしたためシニアボウルには出場せず、コンバインでもワークアウトはしていません。プロデイの成績については40y 5.12秒という情報もありましたが、NFL.comのGill Brandtのブログにあった情報を採用しています。

巷のサイトによる評価を平均すると、概ね以下のとおり。
長所:
非常にパワフルでディフェンダーをなぎ倒す。I-AAレベルではドミネイトした。結構クイック。タフで信頼性が高い選手。
短所:
NFLのOTにはやや背が不足。スピードラッシャーには苦戦。ちょっと体重管理に苦戦することあり。
ブリッツやスタンツへの対応についてはいいという評と悪いという評が混在してます。

「彼はOTでもOGでもプレイできると思う」
「彼は大きいだけでなく運動能力も高い。そういった選手を獲るには高順位が必要だ」
「スポーツヘルニアの手術はあったが、健康面では問題ないと考えている。開幕戦でTempleのMuhammad Wilkerson(NYJのドラ1)と戦ったときはいいプレイをしていた。彼はI-AAでは明らかに優れたプレイヤーで、 何度かタフな相手とマッチアップした時にもうまくこなしていた。」
とPolian。

Montana戦の動画を見るとまさにドミネイトしているIjalanaの雄姿が見られます。このパワーを見ると夢が広がりますw。一個だけ集中を欠いたようなプレイでブロックを外していますが、基本的には相手をなぎ倒しておりパスプロも安定しています。ただほぼすべてのサイトでスピードラッシャーに弱いと書かれているので、何がしかやられたことがあるのでしょう。
とはいえ潜在能力は高そうですし、安定性さえ身に着ければ、OGのスターターはすぐに見えそうです。RT、あるいはLTができるかはFreeneyとMathisと戦わせてみれば見えてくるでしょう。
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by captain_harbaugh | 2011-05-13 00:37 | Colts Draftee
2011年ドラフト1巡 - Anthony Castonzo - OT
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大学:Boston College
身長:6-7(201cm)
体重:311ポンド(141kg)
生年月日:1988年8月9日(22歳)




○コンバイン成績
40y走: 5.21秒
225ポンドベンチプレス: 28回
垂直とび: 29.5インチ(75cm)
立ち幅跳び: 8フィート9インチ(267cm)
20yシャトル: 4.40秒
3コーンドリル: 7.25秒

○大学時代成績:
2010年 13試合先発、1被サック
2009年 13試合先発、1被サック
2008年 14試合先発
2007年 14試合先発

○動画
Anthony Castonzo vs. USC(2009)
Anthony Castonzo vs. Florida State(2009年)
Robert Quinn vs. Anthony Castonzo(2009年)
Anthony Castonzo vs. Nevada

高校卒業時のリクルーティング時は2つ星評価で奨学金ももらえなかったのですが(その頃は220ポンド程度)、Boston College入学後にバルクアップに成功。フットワークとブロッキングテクニックを評価され、初年度からレッドシャツなしでスターターに抜擢されました。以降、全試合で先発を続けて54試合先発という大学記録を残しました。3年時と4年時はオールACCチームに選出されています。4年時は820スナップで1被サック、反則も2回しかしていないとのこと。

巷のサイトによる評価を平均すると、概ね以下のとおり。
長所:
サイズと運動能力を兼備している。フットワークがよくパスプロがよい。ランブロックでもいい角度でブロックしてポイントオブアタックを抑える。タフなチームリーダー。
短所:
ややブロック時のバランスが悪い。本当の意味での力強さにはやや欠ける。

コルツとしては今年のOTでトップ評価をしていたとのことで、「彼が22位までスリップしてくるとは予想していなかった」とGM Chris Polianは述べています。
「彼はフィールドの中でも外でも優れた、間違いなく我々の好む人材だ」
「AnthonyはLTでプレイできる能力があると考えている。彼はサイズがあり、腕が長く、頭がよく、システムによくマッチする。彼は人々が思うよりよいランブロッカーだ。」
とPolian息子。

改めて動画を見直したところ、セットアップは速く、最初の数歩はかなり速い印象で、この部分はLT行けるかもと感じました。ただ、ディフェンダーに力強く押し込まれると上体が浮いてしまい動きが悪くなるのと、相手を正面に捉えていないとバランスを崩すことがあるのが気になりました。つまるところやや下半身の安定感に欠けます。ただなんとなくですが、2010年のビデオのほうがバランスはよくなっている印象です(Nevada戦しか見当たりませんでしたが)。ブロック時の角度の取り方なんかはやはりうまく、ランブロックではぐいぐいドライブすることはないもののうまく体を入れていると思いました。プレイの展開なんかもしっかり理解してブロックしているように見えます。

Chris Polianの発言からも、まずLTで試すことになるでしょう。しばらくチーム練習とかはできないでしょうが、性格はいたって真面目そうですし、じっくり下半身強化して欲しいところです。
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by captain_harbaugh | 2011-05-11 01:50 | Colts Draftee
ドラフト結果
1(22) - OT Anthony Castonzo(Boston College)
2(49) - OT Ben Ijalana(Vilanova) ※2巡53位+5巡152位とトレード
3(87) - DT Drake Nevis(LSU)
4(119) - RB Delone Carter(Syracuse)
6(188) - CB Chris Rucker(Michigan State)


空港で1巡だけは確認し、Castonzo指名で納得しました。LTとしては若干スピードが不足している不安もありますが、まずLTに挑戦させるかと思っています。ランブロック力という意味では十分向上が期待できるでしょう。即戦力性の高い選手を獲るのは個人的には賛成です。
そして2巡でもOT Ben Ijalanaを獲得しました。NFLではOGをやることになるのではないかと言われていた選手で、ポイントオブアタックの強さとパワーが最大の持ち味。一方でスピードラッシャーの対処や動きながらのブロックはやや弱いと評価されていました。コルツ的には外側OLと勘定しているようですが、OTにするかOGにするかはまだ決まっていません。OGのパワー強化が図れるならそれはそれで十分価値があります。
さらに4巡でRB Delone Carterを獲得しました。Carterは背は低いながらがっしりした体の重心の低いタックル-タックル間ランナーと評価されています。この1,2,4巡を見ると、6人ボックスさえ突破できないランニングゲームにさすがのPolianも結構イライラしてたのかと感じます。実際、せめて7人ボックスを強いることができればそれだけで兄者の力も増すでしょう。
3巡はDT Drake Nevisでした。やや軽量ですが運動量の多い出足の鋭いタイプで、いかにもDungyが好きそうなタイプ。Polianが「彼はパッと見てコルトだということがわかる選手だ」と評価しているのもわかります。ただ最近のINDはDTに重めの2ギャッパーを2人置くことも増えているので、その中でNevisをどう活かすかですね。
6巡のChris Ruckerは結構サイズがあり、スピードもまずまず、タックルも結構しっかりしていると評価されています。ただゾーンカバーはあまりうまくなく、フェイクによく引っかかるとか、ルートの読みが悪いとか。あと性格面でもやや怠け者問題児系の模様。サイズ感からセーフティコンバートもあり得るかと思いましたが、読みが悪いということなのでちょっと難しいかも。

全体的には極端な隠し玉っぽい選手はおらず、スチール的な選手もいません。淡々とニーズとバリューが合うところを獲っていった印象のドラフトです。RB指名はやや意外でしたが、ランアタック強化の意思は感じました。ランアタックの強化についての即効性はまずまずありそうですし、このことで間接的に相手パスラッシュやカバーの厚みを減らす効果も産まれることを期待します。
その一方でSがやや手薄なまま残りました。今年のドラフトの層では指名は難しかったかもしれませんが、4巡はSでもよかったかも。とにかくBullittとの再契約は必須となりました。
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by captain_harbaugh | 2011-05-02 16:14 | Colts News