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2009プレシーズン初戦 Minnesota@Indianapolis
やっと映像確認。NFL Networkで再放送を何度もやってくれるのはいいんだけど、できればオンデマンドで観たいものよ。

ということで、3-13で敗れたプレシーズン初戦の感想です。

オフェンス。
まず一番気になっていた兄者の浴びた3サックですが、1個目は4メンラッシュに対してスナップ後2秒でRT Corey Hilliardが抜かれました。これはHilliardが問題外。2個目は5メンラッシュに対して6人プロテクト、兄者がステップアップしてさらに外に出たところをSaturdayがEvansに外されてサック。4秒は持っており、投げ捨てない兄者とセーフティバルブが用意されていないコールの共同責任。3個目は4WRショットガン、6人ラッシュに対して6人プロテクト。左側の2枚のWRがクロスしてすぐマークを外すはずが、ジャムられて味方同士で交錯転倒、結果メインターゲットがなくなってUgohが内に押された結果3秒でJarred Allenが兄者に到達。これも最大の問題はWRと言えそう。
ということで、純粋にOL最低と言えるサックは一個分でした。相当ひどいのかと思ってたんで、思ってたよりマシだった印象です。でもHilliardはやはりロスターは遠い。あと、あくまで思ってたよりマシと言うレベルであって、決して誉められる内容ではありません。
他の選手では、RB Donald Brownはスクリメージを抜ける時の加速のよさを活かして、5回58y。切れる感じではないけど、ドラフト時の評価通り加速は活かせそうな素材であると感じました。RB Joseph Addaiもキャリーは2回ながら、1回は上手にタックルを外して加速も見せて14y。状態は悪くないと感じました。
また、WR Austin Collieは最高でも6yと短いルートでばかり使われていたものの、4回飛んできたパスはすべてキャッチしました。キャッチの安定性はあり、セーフティバルブ的な役割に向いていそうです。Brownの38yランのとき、Pierre Garcon共々いいダウンフィールドブロックをしていたのも好印象。
QB Curtis Painterは微妙なコントロールはなく、我慢が効かない面もありましたが、まずまず動けて球離れがいいのが現状のIND OLにマッチしたか、まずまずの結果を残しました。

ディフェンス。
どれくらいブリッツを入れるのかと思っていましたが、想像していたより去年の形態に近かった印象です。メインプレイとしてはかなりのところカバー2を使っていました。1TDを許していますが、そのドライブは4thダウンを2回作っているので、そう悪くないと個人的には思いました。もちろんそこからショートヤードが止められないのは問題ですが、LB陣のフィジカルの強さに欠けるINDではやはりここの改善は一朝一夕ではいかないようです。このショートヤード以外でもいまいちアグレッシブさが欠け、その結果あと一歩でタックルが外されていた印象ですが、若干プレシーズンであることも影響しているかもしれません。
要所で決めきれない結果、クイックパスとランを交互に繰り返されることで失点しました。Sage RosenfelsからTavarlis Jacksonに代わってからは、そのクイックパスが決まらなくなった結果ドライブが止まるようになりましたが、この辺の相手の自滅待ち、というのは従来のIND D#を見る感じでした。
個別で(悪い意味で)印象に残ったのはDT Daniel Muir。1ギャップ気味でやってるのに、とにかくプレイを決められません。置き石にするほど重くも無く、キャンプのよい評判からすると肩透かしでした。
他にLB Phillip Wheelerはカバーは悪くなさげ。ただ現地でも言われていた通り、SLBとしてはフィジカルが足りなそうに見えるのは気になりました。
あと、ドラ2Fili Moalaは2ndチームで出てましたが、目立ちませんでした、、、

スペシャルチーム。
Pat McAfeeは前半戦は好パントを連発。最長63yのパント時は観客がかなり沸いていました。一方後半はちょっと距離が詰まった、コントロール重視のシチュエーションのパントでやや不安定さを覗かせました。この辺が改良されればよいパンターになりそうです。
あとリターナーは誰が出てきてもパッとせず。まともに距離がでたリターンはなく、Powersの14yパントリターンも本来は見送ってタッチバックにすべきボールをリターンしてしまったものです。
by captain_harbaugh | 2009-08-19 01:51 | Colts News
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