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Preview - 2005 Week7 Indianapolis @ Houston
HOUについても今期は映像を見ていないので、またも数字からの妄想検討(爆)

IND側は大きな怪我はないものの小さな怪我がたまっていることが若干の不安材料でしたが、Gametime DecisionのCato Juneを除けばQuestionableまでの選手は出られそうです。

SIのDr.Zが「INDがSTL戦の立ち上がりのようなプレイをしていたらアップセットがあるよ」と言っておりましたが、ぶっちゃけ相当の気の緩みがなければ負けることはないと思います。

HOUのオフェンスはパスが崩壊しています。Andre Johnsonを欠くことでターゲットを欠き、パスプロも持たないため、パスで取ったヤードの3割をサックでロスすると言う状態です。普通にパスを投げてくるならば、Dwight FreeneyとRobert Mathisを筆頭にフロント4のプレッシャーが十分にかかるでしょう。
プレッシャーがかかる前に投げるとしたら本当はTEに投げたいところでしょうけど、HOUにはレシービングTEが完全に欠けているので両サイドのWRへのスラント/イン/カムバックが中心となりそうです。しかしその状況であればIndyはゾーンカバー中心なので、インパターンなどは自分のゾーンに相手が来ないLBが思い切って飛び出してINT、という可能性も高くなりそうです。

逆に言えば、今のHOUがパスラッシャー揃いでカバー守備を引くIndy相手にパスを投げてくることは基本的にはないと思います。自分なら、ラン:パス比を3:1くらいにしてDTとDEの間をメインにDomanic Davisを走らせ続けます。パスを投げるときは、基本マックスプロテクションからディープに2人だけリリースするくらいの勢いでディープを狙い、通らなくてもSを下げさせると言うようなプレイをするのではないかと思います。
ぶっちゃけそのようなディープパスが数本通り、両Sが下げられて、Domanic Davisが200y近く走るような展開にならない限り、D#が崩れることはないと思います。

一方少しづつ成長していたはずのディフェンスも不調です。ラン守備31位という数字からは、昨年の両ILB Jamie SharperとJay Foremanの放出から立て直せていないと言う印象を受けます。Jamie Sharperは素晴らしい反応と確実なタックルで間違いなく去年までのHOU守備の柱でしたし、Jay Foremanという汚れ役も手放してしまいました。しかも3-4の割にNT Seth Payneがさほど強くない、ということでILBがブロッカー相手にフィジカルな戦いを強いられて苦戦しているのではないかと思います。
キャップが苦しい(どこに使っているのかイマイチ謎なのですが)という話もありますが、正直Morlon Greenwoodを5年22.5MでとるくらいならSharperを残した方がよかったのではないかなあ、と思っております。3-4のILBにはフィジカルと読みの方が重要と思うので、Greenwoodのようなスピードが売りのタイプはイマイチ合わないのではないかなあ、と感じています。
Vic FangioはIndy時代、年を重ねるにつれて守備を弱くしてくれたものですが(爆)、同じことをHOUで繰り返すのでしょうか。。。
一方パスについていえば、両CBはスピードがありますし、LBのカバー能力も結構高そうなのですが、パスラッシャーが欠けています。ブリッツをいれなければプレッシャーをかけられない、という相手だけに、ブリッツ入れてくればManningが冷静に裏を取ると見ます。

ということで、ブリッツを入れてこなければエッジのランが出るでしょうし、ブリッツを入れてくればManningが裏へ通すでしょう。落球、ペナルティ、ミススロー、ファンブルといったミスが相当多発しなければ十分な点を取ると見ます。

ということでDomanic Davisのビッグデーにせず、オフェンスが普通にプレイすれば34-10くらいで勝つと予想。
by captain_harbaugh | 2005-10-23 15:30 | Preview
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