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新DCはGreg Manusky
例によって記事を書くまでに間が空いてしまいましたが、INDの新DCがGreg Manuskyに決定しました。

Manuskyは2001年にWASでLBコーチとしてコーチキャリアをスタート。2002年~2006年はSDでLBコーチを務めています。最初の2年はSchottenheimer直下で4-3、2004-2006はWade Phillipsの下で3-4でのLBコーチを務めたことになります。

その後2007年~2010年はSFでDCを努めました。2007-2008はMike Nolan、2009-2010はMike Singletaryの下で働いたことになります。この間はずっと3-4ですね。
そしてSingletaryと共にSFを去り、2011シーズンはSDのDCをしていましたが成績不振により一年で解雇されています。基本的に3-4色がかなり強い人材と言えます。

Manusky就任後SDが低迷したとか、Manuskyが抜けた後SFの守備が大きく向上した、とかでいまいち現地コルツファンの受けはよくないようです。個人的には2009年のSFとの対戦時のSFディフェンスの印象がよかったので結構いいんじゃないかと思ってますがw。このときのManuskyは非常に柔軟にフロントを動かして、全員スタンディング状態でラッシュ人員を読ませないようなディフェンスをしていました。コルツにランアタックがないことを見透かされたという話もありますw。

SFの守備順位は、2007年以降
2007:25位
2008:13位
2009:15位
2010:13位
2011:4位
となっており、確かにManuskyが抜けた後向上しているようには見えます。しかしドライブごとの喪失yで見ると、
2007:29.38y(21位)
2008:28.18y(11位)
2009:24.79y(2位)
2010:28.19y(13位)
2011:26.41y(7位)
です。2010こそ数字を落としたものの、順調にステップアップをさせているように見えます。まあ何が言いたいかと言うと、
・元々守備は強かったけど、オフェンスがボールコントロールできないから見かけ数字は悪化した
・2011年はJim HarbaughのHC就任でAlex Smithがボールコントロールできるようになったから守備の数字が上がった
んじゃないかなーという推測が成立するのではとw。ただManusky時代はターンオーバーが少ないのも特徴で、その辺は課題と言えるかもしれません。

一方SDの場合、
2010:24.67y(3位) (Ron Rivera指揮)
2011:34.2y(27位) (Greg Manusky指揮)
、、、これはちょっと言い訳できないかも。

まあずっとディフェンス畑のHCの下でやってる辺りはポイントかもしれず、独自色を出すよりもHCをサポートする形で守備の完成度を高めるのが持ち味なのかも。オフェンス畑のNorv Turnerの下で全権を与えられたら破綻したものの、コルツではPaganoの補佐的な役割と考えれば、問題はないかもしれません。

とりあえずPaganoが3-4色の強いDCを連れてきた、ということで3-4に一気に移行でしょうか。そうだとしたらNT一人ととフィジカルの強いLBを最低二人は確保したいです。 
by captain_harbaugh | 2012-02-08 00:20 | Colts News
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