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Tony Dungyが語る各ポジションの現状:LB,CB,S編
LBについて:
「昨年の開幕前、どれだけマスコミがLB陣を酷評しても私は耳を貸さなかったし、自信を持っていた。Thornton, June, Brackettのユニットはとても運動能力の高い、ビッグプレイを生み出せるユニットと思っていたからね。そして、昨年の彼らは本当に思い描いたとおりのプレイをしてくれた。さらに、彼らは若い。まだどれだけでも成長する。本当に楽しみだよ。
TENに移籍したDavid Thorntonは確かにとても素晴らしいプレイをしてくれた。でも、Gary BrackettとCato Juneは彼以上のプレイをすることができる。Gary Brackettについては、一昨年ニッケルLBとしてのプレイを見ていて、彼ならスターターがつとまると思っていた。そして、Garyは去年期待通りのプレイをしてくれた。彼は本当にいいプレイヤーになったよ。
Cato Juneも期待通りに成長してくれた。ただ、シーズン後半のスポーツヘルニアは痛かった。ビデオを見てくれれば、彼がシーズン前半と後半で別人だったことがわかるだろう。逆に言えば、彼が回復すれば、今年は我々はとても素晴らしい、戦術を理解したプレイヤーをもってシーズンに臨めるということだ。
Thorntonの穴はGilbert Gardnerで埋めることになるだろう。彼はJAX戦でスターターをこなし、いい活躍をしてくれた。また、Tyjuan HaglerはMLBの控えに入ると思う。ただ、他にもオプションはあるはずだ。春の間にいろいろと試してから決めたいね。」

CBについて:
昨年はドラフトの1巡と2巡でCBをとったわけだが、スターターまでいくかどうかはわからないと思っていた。プレイヤーは実際のフィールドで何ができるかを示さなければならないのだから。そして去年はNick HarperとJason Davidが何をできるかを示したから、彼らがスターターとなった。この二人がユニットとしてよいプレイをした結果、私たちはビッグ・ランとビッグ・パスを一昨年の半分に抑えることが出来た。そして、今年はさらにその半分にできると思っている。
NickとJasonは自信を身につけているし、それはとてもよいことだ。"俺たちがスターターで14勝したんだ。どうだ!"と言っているし、その通りなんだ。Nick HarperはINDに来て4年のうち、2年は怪我で十分な練習時間がとれなかった。そして05年、彼が健康であればどれだけの活躍ができるかを示してくれた。Jason Davidはルーキーのときよりずっと安定していた。ビッグプレイは少なかったが、とても成長した。
Marlin JacksonをSにコンバートする可能性もあるが、Jason DavidとNick Harperは、二年目で成長したKelvin HaydenとMarlin Jacksonとスターターの座を争うわけだ。これはいい競争になる。そして競争に勝つだけの向上を見せてくれればHarperとDavidがスターターになるだろう。」

Sについて:
「一年前に(一昨年の)シーズンを振り返ったとき、一番課題が大きかったポジションがSだった。しかし、このポジションは去年本当に大きな成長を見せた。
最大の理由がBob Sandersだ。ルーキーシーズンはBobはプレシーズンを怪我で全休したのに対し、去年はしっかりと練習をつめた。そして、ほぼシーズン全体を通して健康を維持できた。Bobは本当に素晴らしいDifference Makerだ。彼はまだまだ向上すると思うが、今でも数年はPro Bowlに行くべきレベルのプレイヤーだ。彼のスクリメージラインでの動きはすでに素晴らしいものだ。あとはもう少しだけパス守備で向上し、ターンオーバーを奪ってくれることを期待している。経験を積んだことで、対パスのプレイもBobにとってより容易になっただろう。彼は素晴らしいスピードと爆発力で今でもビッグプレイを決めることが出来る。ただ、経験を積んだことでもう少しエネルギーを抑えてもいいプレイを決めることができるようになるだろう。
Mike Dossはシーズン終盤に怪我で調子を落としたが、それでもキャリア最高の出来だった。Cato Juneの状況に似ている。
Marlin JacksonをSにコンバートするかどうかはドラフトの結果次第だろう。MarlinをSにコンバートしても活躍するだろうことは私は確信している。彼は色々なことが出来るプレイヤーだからね。」
by captain_harbaugh | 2006-04-02 00:30 | Colts News
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