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Tony Dungyが語る各ポジションの現状:WR,TE,OL編
WRについて:
「Marvin Harrison, Reggie Wayne, Brandon Stokley以外のレシーバーを見てほしい。Troy Walters、Aaron Moorehead、John Standeford、3人共素晴らしい才能を持った選手だ。3人とも他のチームに行けば十分なプレイができる。WRはデプスを含めて本当に充実している。疑いなく、我々のもっとも強いポジションだ。3人のハイレベルでプレイし続けるプレイヤーがいて、Aaron Mooreheadのような少ないチャンスの中でよくプレイする選手もいる。
Marvin Harrisonは今でも"the guy"だ。我々が数年前と同じシステムでプレイしているなら、彼は今でも135-140キャッチを決めるだろう。今の我々はターゲットを散らしているから、今後Marvinが140キャッチを決めることはないと思うが、それだけの能力はもっている。
Reggie Wayneは毎年よくなり続けている。彼は試合を楽しんでいるし、リーダーとしての自覚も身につけてきている。去年、相手チームはBrandonやDallasといったインサイドレシーバーへのロングボムを警戒するケースが多かった。その結果、PeytonはシングルカバーのReggieに投げるプレイが増えた。PeytonがReggieを信頼しているのは間違いないが、我々はこの"誰にでも空いている選手に投げられる"オフェンスに自信を持っている。
Brandon Stokleyは相手チームがインサイドレシーバーを警戒してきた結果、数字は落ちた。Brandonが1000y, 10TDを上げるようなことは今後も難しいだろう。でも、それは問題ない。彼は今でも一試合に6,7キャッチはする能力は持っているが、そういう試合が少ないだけなんだ。」

TEについて:
「去年Marcus Pollardが抜けてもTEのポジションには問題ないと考えていたが、彼らは期待以上のプレイをしてくれた。今年は彼らを成長させるだけだ。このポジションに補強は必要ない。
Dallasはより完璧なプレイヤーになりつつある。今でもフィールドに放ってボールをキャッチさせた方が活きるのは確かだが、彼はトップレベルのTEになりつつある。
Bryan Fletcherはとても成長した。彼はMarcusの穴を埋めて、ブロッカーとして素晴らしいプレイをした。彼はシーズン中盤には3試合連続でTDキャッチも決めたが、何よりもランブロッカーとして成長した。昨シーズン終盤にはBryanがインサイド、Dallasがアウトサイドをプレイするようになったが、彼はパスプロでもランブロックでも良い仕事をしていた。
Ben Utechtは素晴らしい将来を持っている。プレイする機会は少なかったが、彼はいくつかのビッグキャッチをを決めてくれた。Bryan FletcherとBen Utechtの成長でBen Hartsockは押し出された格好になっているが、彼も一昨年よりは成長した。」

OLについて:
「数字を振り返ってほしい。一試合平均で360 y以上、27点以上。100y以上のラッシングと250y以上のパッシング。7シーズンで4回目の最少被サック。これが我々のオフェンスの積み重ねた数字だ。私はアナリストが言うようにOLに変化が必要とは思わない。よいOLなしで13連勝などできるものではない。
スティーラーズへの敗戦の後で、このポジションに注目が集まる理由はわかる。あの試合はOLはベストからほど遠かったし、敗戦の結果スーパーの希望が絶たれたのだから。スティーラーズはオフェンス、ディフェンス、スペシャルチームのすべてで我々を上回った。しかし、その4,5週前には彼らはこう言っていただろう、、、"コルツはすべてでスティーラーズを上回った"と。
プレイオフで負けると、人は"何かを変えないと"と言いたがるものだ。しかし、大きくてフィジカルなディフェンスにはどんなチームであろうと苦労するものだ。我々としても確かに小さくてフィジカルでない相手とプレイしたいが、あの(大きくてフィジカルな)ディフェンスが我々のプレイしなければならない相手だ。
このポジションはオフシーズンに評価されなさすぎでもある。去年はJeff SaturdayがPro Bowlに選ばれて少しマシになったが。
我々はこのポジションは進化し続けると思っている。我々が持っているタレント-特にDylan Gandy-のプレイ時間が増えて、OL全体がより向上するだろう。」
by captain_harbaugh | 2006-04-04 23:01 | Colts News
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