人気ブログランキング | 話題のタグを見る
Preview - 2006 Week12 Philadelphia @ Indinanapolis
サンデーナイトに移ってのPHIとの一戦。しかしサンデーナイトに移動してからINDの連勝は途絶え、PHIのDonovan McNabbがシーズンアウト。現在の状況を前もって知っていたら、たぶんサンデーナイトにはCHI@NEを選んだのではないでしょうか(苦笑)。個人的には今年は
Game Passを使いまくってリアルタイム観戦を楽しんでいるだけに、リアルタイムで見れないナイトゲームはあまり歓迎ではないです(笑)。

INDオフェンス対PHIディフェンス。
プレッシャー型の守備ですが、4-3からブリッツを大量に入れるのがPHIのスタイルです。4-3からの4メンラッシュだけなら、前準備がしっかりできるからかIND OLのハンドリングは安定しています。プレッシャーさえかからなければPeyton Manningは仕事をしますから、必然的にPHIはいつもどおりのブリッツ多用戦術で来るでしょう。これをどれだけ拾いきるかが勝負です。ブリッツを拾えれば、Marvin HarrisonとReggie Wayneはマンツー勝負で勝てると思いますし、Bryan DawkinsをDallas Clarkにつけた場合はダブルカバーするSも足りなくなりますから、強制的に一対一を作れるはずです。Ben Utecht、Joseph Addaiをプロテクトに回した単純なドロップバックからのミドルパスが効果がありそうです。最悪のパターンはブリッツからプレッシャーがかかりまくった挙句、Peyton Manningがないプレッシャーを感じてゾーン相手に精度の悪いショートパスを投げ、取った瞬間にガツンと当たられたりINTを食らう展開です。このような展開だけは避けるべくプロテクトを頑張ってほしいところです。そしてもしそういう展開になったら、Manningは無理しすぎずに決め打ちプレイなどでペースを取り戻すようにして欲しいです。
PHIのフロントはどちらかといえばスピード重視、INDにとって得意のタイプです。DLはパスラッシャーが揃っていて、ランへの壁となる人材がやや乏しいようです。ブリッツの逆を取り、Jeremaiah TrotterをJeff Saturdayが取る展開になればランが出ると思います。この試合では、ターンオーバーを防ぐことも重要です。ターンオーバーをきっかけにBUF戦では苦戦し、DAL戦は負けました。そういう意味では、ランを多めに使って、慎重に進めて欲しいです。

INDディフェンス対PHIオフェンス。
Donovan McNabbの欠場でPHIのオフェンスが非常に読みにくくなりましたが、油断はできないと思います。Jeff Garciaは肩こそ弱いものの、コントロールがあってそこそこ動けるウエストコースト向きのQBです。システムが合えば爆発する可能性もあると思います。
ただ、ディープの脅威がMcNabbに対して劣るのは確かです。L.J.SmithやBryan Westbrookへのパスを取らせてもすぐに仕留める、カバー2が有効な相手でしょう。BoimanとBrackettがアンダーニースをしっかりカバーする必要があります。
ランはそれなりには出されるかもしれませんが、ランで崩しきる力はないと見ています。Westbrookのビッグプレイを防いで、とにかく刻ませることでしょう。

PHIは実力はありますが、INDにとって相性のいい相手と思います。ミスを減らし、集中力を取り戻して試合に臨んで欲しいです。
by captain_harbaugh | 2006-11-26 11:51 | Preview
<< 試合感想番外編 - 2006年... Week12 怪我人状況 >>