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感想 - 2006 Week16 Indianapolis @ Houston
Tony Dungyがこの試合を振り返り



「私がIndyに来てからもっとも失望した試合だ」
と語ったそうです。

ランディフェンスの悪さはすでに各所で論評されているようですので、あまり言いますまいw。INDが相手ラン平均を4.5yに抑えてるのに文句を言ったらバチが当たります。ランディフェンスに限らずパスディフェンスでもタックルミスがやたら多かったりしますし。

むしろランを止めに行き過ぎた結果、パスでまでやられたのが一つの問題です。HOUの3rdダウンコンバージョンは10-14ですが、パスでも4-6です。パスでも66%取られている。つまり要所でパスを止められなかったことがかなり大きいと思います。もちろんラン守備はもっとダメなんですが(爆)、少ないチャンスを確実に摘み取れなかったパス守備の問題も大きいと思います。

Gary Kubiakは長いプレイを完全に捨て、David Carrを盛んにロールアウトさせ、それと同時にクイックパスやスクリーンを多用しました。そして、これがランを止めにかかってる前傾IND守備にばっちりはまるわけです。しかもタックルミスが多いため、結構ゲインできてしまう。
もちろん3rdアンド8でドローをコールするなど執拗にランをコールし(しかもINDはカバー2でしっかりディフェンス残ってるのにタックルミスを2つほど献上して1stダウンを許してしまう)、完全にランを意識づけしたKubiakのプレイコールも大きかったわけですが、結果として完全にディフェンスは振り回されました。かなりプレイコール負けしています。

いっそのこと2回に1回はTDを献上する覚悟で「曲がるけど折れない」の逆の「TDを許すこともあるけど時々ピシャッと止める」という思想の方がいいんじゃないかと思います。首脳陣ももっと開き直って、裏を取られる
2回に1回TDでも、残りをパントに抑えればこの試合勝ってたんじゃないかと思います。

まあ、速いだけでなくてまともにタックルできる人材を切に希望したいところですが、それは来年の話。首脳陣には今できることを頭振り絞って考えて欲しいところです。
「ブロッカーフリーのディフェンダーがきちんとタックルすれば止まる」
その通りかもしれません。でも、現実にはそれだけきちんとしたタックラーがいない。この現実にどうアジャストするのか、見守りたいと思います。
まあ、ある意味どこ相手でも走られ放題のディフェンスですから、HOUが相手だろうが、もっとオフェンスの強いチームが相手だろうが結果はそれほど変わらない、と言えるかもしれませんw。

オフェンスについては、、、まあ、Dominic RhodesのファンブルとPeyton Manningがこけたのが痛かったなあ、と。とりあえずターンオーバーはゼロ、1ドライブで平均5点は取る覚悟で臨む必要はありそうです。
by captain_harbaugh | 2006-12-27 00:36 | Game Summary
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