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さよなら、Harrison
チームから正式にMarvin Harrisonのリリースが発表されました。ペイカット要求を断られたため、既定路線に沿ってのリリースとなりました。

Polian曰く、「対前年比のサラリー額規定が入ってきてからキャップコントロールが非常に難しくなった。これはHarrisonとの契約を結んだ時には想定していなかった。キャップの先送りもできず、やむを得なかった。」
とのことです。昔はサインボーナスへの付け替えで先送りしていた技が使えなくなったことも効いているようです。いずれにせよ現在のパフォーマンスで13Mは出せないでしょうし、やむを得ないでしょう。残念ながら2007年の怪我以降はパフォーマンスがかなり落ちていて、昨シーズンは落球も増えていました。

パフォーマンスは落ちていたとはいえ、自分にとってとても好きな選手だけに残念です。全盛期はカットを切って切ってフリーを作り出す素晴らしい動きを魅せてくれました。ガタイや高さはないとはいえ、平面の動きはリーグ1とずっと思ってましたし、2000年代前半のリーグナンバーワンレシーバーはHarrisonだと思っています。Manningとのコンビで記録した953回12766y, 112TDはそうそう破られない記録でしょう。困ったらHarrisonに投げられるというのはキャリア序盤の兄者を大いに助けたと思います。動きを見ているだけでも楽しい選手でしたし、兄者とのタイミングの合わせこみは見事でした。

まずはとにかくこれまでありがとう。例によって本人コメントはありませんし(苦笑)、今後の動向は不明ですが、次のチームでも頑張ってほしいです。

今後はReggie WayneとAnthony GonzalezがNo.1,2なのは確定として、No.3レシーバーが空席になっています。現在Roy HallとPierre Garconが次席を争っているわけですが、Hallは2年続けて怪我で棒に振っている上レシーバーとしていいところは見せていませんし、Garconは流しモードのTEN戦で3キャッチした程度。ドラ2かドラ3辺りでの指名もあるかもしれません。
by captain_harbaugh | 2009-02-27 00:12 | Colts News
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